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[WLS, FMW] Announcing Oracle WebLogic Server 12.2.1

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/WebLogicServer/entry/announcing_oracle_weblogic_server_12

Oracle WebLogic Server 12.2.1 (12cR2) が一般提供(General Availability)されました。このリリースは日曜夕方のLarry EllisonのOracle OpenWorld 基調講演でも取り上げられ、本日の Inderjeet SinghのGeneral Sessionおよびプレスリリースで正式に発表されました。
Oracle Fusion Middleware Enhancements Enable Organizations to Innovate and Consolidate On-Premises and in the Cloud
https://www.oracle.com/corporate/pressrelease/fusion-middleware-102615.html
Oracle WebLogic Server 12.2.1はOracle Technology Network (OTN) のOracle Fusion Middlewareダウンロードページ、Oracle WebLogic Serverダウンロードページからダウンロードできます。
Oracle Fusion Middleware Software Downloads
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/fusion-middleware/downloads/index.html
Free Oracle WebLogic Server 12.2.1 Installers for Development
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/weblogic/downloads/wls-for-dev-1703574.html
製品ドキュメントはOracle Fusion Middleware 12.2.1のすべてのドキュメントとともにUpされており、アクセスできるようになっています。
Weblogic Serverのドキュメント(英語)
http://docs.oracle.com/middleware/1221/wls/index.html
Fusion Middleware 12.2.1のドキュメント(英語)
http://docs.oracle.com/en/middleware/middleware.html
Oracle WebLogic Server 12.2.1は過去最大のWebLogic Server製品のリリースです。今後数週間かけて、動画やブログで新機能を詳細にご紹介する予定です。このエントリが主要な新機能のサマリとお考えください。
  • Multitenancy
  • Continuous Availability
  • Developer Productivity and Portability to the Cloud

Multitenancy

WebLogic Server multitenancyは、アプリケーションのメンテナンスは分離し、フレキシビリティやアジリティは維持しつつ、アプリケーションを統合し、所有コストを削減することができるテクノロジーです。multitenancyを使うと、分離されたドメインパーティション内で実行することで、お互いからは分離している状態を維持しつつも、異なるアプリケーション(やテナント)が同一サーバーJVM(やクラスタ)、WebLogicドメインを共有できます。
ドメインパーティションはWebLogic Serverドメインやサーバーを隔てるサブセットです。ドメインパーティションは、アプリケーションや依存するリソース(データソース、JMSサーバなど)をカプセル化するマイクロコンテナのように振る舞います。パーティションはお互い分離しているので、一方のパーティションに存在するアプリケーションは、同一サーバーや同一ドメインの別のパーティション内で実行するアプリケーションを中断することはありません。素晴らしい機能セットで、こうした分離レベルを提供します。今後詳細をご紹介する予定です。
パーティションは分離してはいますが、多くのリソースを共有しています。実行している物理システムや仮想マシン(VM)、OS、JVM、WebLogic Serverライブラリなどです。彼らは、リソースを共有しているため、彼らはより少ないリソースを使用しています。リソースを共有しているので、より少ないリソースを使います。お客様は、個別のドメインにあるアプリケーションを統合し、より少ないドメインで、より少ない物理システムのより少ないJVMで実行することができます。統合はつまり管理対象のエンティティが減ることで、リソース使用量と所有コストの削減を意味します。
パーティションの利用は簡単です。アプリケーションを変更せずにパーティションにデプロイすることができます。既存のアプリケーションをパーティションに移行するためのツールを提供する予定です。パーティションをあるドメインからエクスポートし、別のドメインにインポートすることができるので、開発環境、、テスト環境、本番環境間やプライベートクラウドとパブリッククラウド間でのアプリケーションの移行が簡単です。パーティションによりアプリケーションの可搬性とアジリティが増すため、開発チーム、DevOpsチーム、テストチーム、本番環境チームに対しより柔軟性と開発やリリース、本番環境のアプリケーションを管理する上でより柔軟性を提供します。
WebLogic Serverの新しいMultitenancy機能はOracle JDK、Oracle Coherence、Oracle Traffic Director、Oracle Fusion Middlewareと統合されており、Oracle DatabaseのPluggable Databaseと緊密に協調するものです。
時間の経過とともにMultitenancyがOracle CloudやOracle Fusion Middlewareでより幅広く利用されていくことを目の当たりにされることでしょう。MultitenancyはWebLogic ServerおよびOracleのための重要な新しい技術革新なのです。

Continuous Availability

Oracle WebLogic Server 12.2.1には、マルチデータセンター構成で計画的・計画外のダウンタイムを最小限に抑えるための新機能が導入されています。WebLogic Serverをご利用のお客様の多くは、ディザスタリカバリアーキテクチャを実装して、アプリケーションの可用性とビジネスの継続性を提供しようとしてきました。WebLogic Serverの新しい連続可用性(continuous availability)機能を使うと、アプリケーションの可用性を向上させながら、そうした構成を簡単に作成、最適化、管理することができます。
  • Zero-downtime patching:パッチ適用時のアプリケーションの可用性を維持するために、クラスタ間でのパッチの適用を制御するオーケストレーションフレームワークを提供します。
  • Live partition migration:同一ドメイン内のクラスタ間のパーティションの移行を可能にします。やはり移行中はアプリケーションの可用性を維持しつつ、効率的にアプリケーションをクラスタ間で移動します。
  • Oracle Traffic Director:高性能、高い可用性を誇るロード・バランシング機能を提供し、パッチ適用時やパーティション移行時に最適化されたトラフィックルーティングとロードバランシングを実現します。
  • Cross-site transaction recovery:サイトに障害が発生したときにアクティブ - アクティブ構成でのトランザクション・リカバリの自動化を可能にします。
  • Oracle Coherence 12.2.1 federated caching:マルチデータセンター構成でデータグリッドの整合性と可用性を維持するため、クラスタやサイト間でデータグリッドのアップデートを複製することができます。
  • Oracle Site Guard:サイト障害とサイトの切り替えに関連したフェイルオーバーおよびフェイルバック操作の自動化ならびに信頼性のあるオーケストレーションを実現します。
これらの機能は、WebLogic ServerとCoherenceの既存の可用性機能と組み合わせ、ビジネスの継続に対する要件を満たすための強力な機能を提供します。これにより、WebLogic ServerとCoherenceが可用性の高いエンタープライズ環境のための最適なアプリケーション・インフラストラクチャになるのです。今後これらの機能を強化し、Oracle CloudとOracle Fusion Middlewareで利用できるようにしていきます。

Developer Productivity and Portability to the Cloud

Oracle WebLogic Server 12.2.1は、開発者の生産性をより向上させ、アプリケーションのクラウドへの移植を可能にします。個々の開発者をアシストするため、Oracle WebLogic Server 12.2.1は、開発者の技術革新のための新しいAPIを含む、Java SE 8およびJava Enterprise Edition (EE) 7 Platformを完全にサポートしています。新しい軽量なQuick Installerを開発者向けに提供しており、これは、テスト環境と本番環境の整合性を保つために簡単にパッチを適用します。デプロイのパフォーマンスを改善し、Oracle Enterprise Pack for Eclipse、Oracle JDeveloperとOracle NetBeansで提供しているIDEのサポートをアップデートしました。WebLogic Serverの開発者のための改善は、標準のJava SE 8のLambdaやStreamを使ってOracle Coherenceのアプリケーションを開発するための劇的な新しい技術革新との両輪をなしています。
チーム開発およびDevOpsツールは、上記の機能を補完し、オンプレミス環境とOracle Cloud間の移植性を提供します。例えば、EclipseベースやMavenベースの開発環境やビルド環境を簡単にOracle Cloudで提供しているDeveloper Cloud Serviceに切り出すことができるので、共有の継続的インテグレーション環境でチームでのアプリケーション開発ができます。このような形で開発されたアプリケーションを、伝統的なWebLogic Serverドメイン、またはWebLogic Serverパーティションにデプロイできますし、Java Cloud Serviceで実行中のOracle WebLogic Server 12.2.1にまもなくデプロイできるようになります。総合的なREST管理APIや自動化されたダイナミック・クラスタの弾力性、パーティション管理、引き続きDockerでの動作保証といった、新しいクラウド管理や移植のための機能を基にして、オンプレミスならびにOracle Cloudの両方で運用するアプリケーションを柔軟にデプロイ、管理、制御するための新しいツール提供されます。を前提にし、Oracleクラウドの両方の生産にアプリケーションの柔軟な導入と管理制御のための新しいツールを提供しています。
これらのすべての機能およびその他の多くの機能によって、Oracle WebLogic Server 12.2.1が技術革新とJavaアプリケーションを構築するお客様にとってのビジネス価値を伴う魅力的なリリースになっています。是非製品をダウンロードし、ドキュメントを確認いただいて、ご自身で評価してください。より詳細の情報をこのブログで発信していきます。

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