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[WLS] Even Applications can be Updated with ZDT Patching

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/WebLogicServer/entry/even_applications_can_be_updated

Zero Downtime Patchingは、アプリケーションの停止やエンドユーザのセッション消失をせずにWebLogic Serverで動作する本番環境のアプリケーションのアップデートすることができます。この新機能は特に複数のアプリケーションを同時にアップデートしたい人や、様々な理由や制限でプロダクション再デプロイメント(Production Redeployment)機能を使うことができない、そんな人たちにとりわけ有用かもしれません。今や複雑なアプリケーションへのパッチ適用方法に対する便利な代替方法があります。

このロールアウトは、アプリケーションがサービスリクエストを受け付け続けながらドメイン間でのロールアウトを自動化するプロセスやメカニズムをベースにしています。信頼性の高い自動化に加え、Zero Downtime Patching機能はOracle Traffic Director (OTD) ロードバランサとWebLogic Serverを組合せ、アクティブなセッションを保持しつつ、パッチ適用時に互換性のないセッション状態を取り扱うための、より優れたテクニックを提供します。
  1. アプリケーションのアップデートを実行するためには、以下のたった3個の手順を踏むだけです。アップデート対象のアプリケーションのコピーを用意し、テスト、検証します。管理者はアップデート対象のアプリケーションソースが適切なノードに展開されていることを確認する責任があります。ステージ・モードでは、アップデート対象のソースが管理サーバがアプリケーションソースを配布するためにファイルシステム上で利用可能になっている必要があります。ステージモードがない場合、もしくは外部ステージモードの場合は、アップデート対象のアプリケーションソースは各ノードのファイルシステムで利用可能になっている必要があります。
  2. Create a JSON形式のファイルを作成し、ロールアウト中にアップデートが必要なアプリケーションの詳細を記載します。
  3. {
    "applications": [
    {
    "applicationName":"ScrabbleStage",
    "patchedLocation":"/scratch/wlsconfg/Domains/Domain1221/applications/ScrabbleStagev2.war",
    "backupLocation": "/scratch/wlsconfg/Domains/Domain1221/applications/ScrabbleStagev1.war"
    },
    {
    "applicationName":"ScrabbleNoStage",
    "patchedLocation":"/scratch/wlsconfg/Domains/Domain1221/applications/ScrabbleNoStagev2.war",
    "backupLocation":"/scratch/wlsconfg/Domains/Domain1221/applications/ScrabbleNoStagev1.war"
    },
    {
    "applicationName":"ScrabbleExternalStage",
    "patchedLocation":"/scratch/wlsconfg/Domains/Domain1221/applications/ScrabbleExternalStagev2.war",
    "backupLocation":"/scratch/wlsconfg/Domains/Domain1221/applications/ScrabbleExternalStagev1.war"
    }
    ]
    }
  4.  あとは、以下のようなWLSTコマンドを使ってApplicationのロールアウトを実行するだけです。
    rolloutApplications("Cluster1", "/pathTo/applicationRolloutProperties")
    管理サーバは、"Cluster1"という名前のクラスタに所属する各メンバーノードのローリング・リスタートを調整するロールアウトを開始します。サーバがシャットダウンすると、元のアプリケーションソースを特定のバックアップ先に移動し、新たなアプリケーションソースをコピーします。各サーバが順に管理モードで起動します。サーバが管理モードにある間、アプリケーションの再デプロイコマンドが特定サーバに対して呼び出され、これにより新しいソースがリロードされます。その後、サーバは元の実行状態に戻り、アップデートされたアプリケーションでリクエストを受け付けます。
Zero Downtime Patchingを使ったアプリケーションの更新について詳細は以下のドキュメントをご覧ください。
Oracle® Fusion Middleware Administering Zero Downtime Patching Workflows 12c (12.2.1)
Overview: Rolling Out Updated Applications
http://docs.oracle.com/middleware/1221/wls/WLZDT/intro.htm#WLZDT163

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