原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/UPGRADE/entry/what_does_deprecated_mean_and
時々DEPRECATED(非推奨)という言葉の意味を誤解されていることがあります。DESUPPORTED(サポート終了)とどう違うのでしょうか。実際のところ、Database Upgrade Guideで、1章まるまる使ってdeprecatedの機能とdesupportedの機能を説明しています。
Database Upgrade Guideでは、明確にdeprecatedの意味を説明しています。
もう一つ、よく知られている例をあげますと、「Oracle Streamは完全にOracle Database 12cでサポートされていますが、Oracle Multitenantではサポートされませんし、非推奨ですので、今後機能強化や開発をしない予定です」。
または別の例をあげると、Oracle Restartは非推奨になっていますが、まだサポートは終了していません。しかも、多くのお客様が数百のデータベース上でOracle Database 12.1.0.2とともにOracle Restartを本番環境で使ってらっしゃることを存じております。
これも、Database Upgrade Guideで明確に説明しています。
https://blogs.oracle.com/UPGRADE/entry/what_does_deprecated_mean_and
時々DEPRECATED(非推奨)という言葉の意味を誤解されていることがあります。DESUPPORTED(サポート終了)とどう違うのでしょうか。実際のところ、Database Upgrade Guideで、1章まるまる使ってdeprecatedの機能とdesupportedの機能を説明しています。
Oracle® Databaseアップグレード・ガイド 12cリリース1 (12.1)
Oracle Database 12cで非推奨となった機能とサポートが終了した機能
http://docs.oracle.com/cd/E57425_01/121/UPGRD/deprecated.htm#BABBIBFB
Oracle® Database Upgrade Guide 12c Release 1 (12.1)
Deprecated and Desupported Features for Oracle Database 12c
https://docs.oracle.com/database/121/UPGRD/deprecated.htm#UPGRD60000
Deprecated(非推奨)
特に、「Oracle Database 12cで非CDBのアーキテクチャが非推奨になった」というこのメッセージで、多くのお客様が困惑しました。Database Upgrade Guideでは、明確にdeprecatedの意味を説明しています。
"By deprecate, we mean that the feature is no longer being enhanced but is still supported for the full life of the 12.1 release."つまり、Oracleがさらに開発したり、機能強化しないので注意してください、という意味です。とはいえ、この機能を利用してもこの時点ではまだ完全にサポートされます。
(非推奨になると、機能は強化されなくなりますが、12.1リリースの有効期間中は引き続きサポートされます。)
もう一つ、よく知られている例をあげますと、「Oracle Streamは完全にOracle Database 12cでサポートされていますが、Oracle Multitenantではサポートされませんし、非推奨ですので、今後機能強化や開発をしない予定です」。
または別の例をあげると、Oracle Restartは非推奨になっていますが、まだサポートは終了していません。しかも、多くのお客様が数百のデータベース上でOracle Database 12.1.0.2とともにOracle Restartを本番環境で使ってらっしゃることを存じております。
Oracle Restartの非推奨
http://docs.oracle.com/cd/E57425_01/121/UPGRD/deprecated.htm#BABBEHJH
Deprecation of Oracle Restart
https://docs.oracle.com/database/121/UPGRD/deprecated.htm#UPGRD60149
Desupported(サポート終了)
たとえサポートが終了したとしても(Rule Based Optimizerを覚えてらっしゃいますでしょうか)、サポート終了した機能を使うことができますが、Oracleはバグや問題を今後修正することはありませんので、「ご自身でリスクを負う」、という前提がつきます。これも、Database Upgrade Guideで明確に説明しています。
"By desupported, we mean that Oracle will no longer fix bugs related to that feature and may remove the code altogether."Oracle Database 12cにおけるその他の有名な例をあげると、Oracle Database 12cにはもはや存在しないEnterprise Manager Database Controlや、RAW記憶域デバイスのサポート終了があります。
(サポートが終了すると、Oracleではその機能に関連するバグは修正されなくなり、コードが完全に削除される可能性があります。)
Oracle Enterprise Manager Database Controlのサポート終了
http://docs.oracle.com/cd/E57425_01/121/UPGRD/deprecated.htm#BABCFBAH
Desupport of Oracle Enterprise Manager Database Control
https://docs.oracle.com/database/121/UPGRD/deprecated.htm#UPGRD60005
RAW記憶域デバイスのサポート終了
http://docs.oracle.com/cd/E57425_01/121/UPGRD/deprecated.htm#BABCFBAH
Desupport for Raw Storage Devices
https://docs.oracle.com/database/121/UPGRD/deprecated.htm#UPGRD60120