原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/java_ee_8_january_recap
1月はJava EE 8にとって慌ただしい月でした。直近で起こったアクティビティを簡単にまとめてみます。
JSF 2.3、JSON-P 1.1、CDI 2.0がPublic Draft状態になっています。それぞれのPublic Draft期間が終了するまでにこれら3個の仕様をチェックし、フィードバックすることが重要です。
JAX-RSについて言うと、3個のJAX-RS 2.1の高価な機能のうち2個、すなわちReactive Client APIとServer-sent Eventsのサポートに関する完全な提案ができたことで、かなりの進捗がありました。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/java_ee_8_january_recap
1月はJava EE 8にとって慌ただしい月でした。直近で起こったアクティビティを簡単にまとめてみます。
JSF 2.3、JSON-P 1.1、CDI 2.0がPublic Draft状態になっています。それぞれのPublic Draft期間が終了するまでにこれら3個の仕様をチェックし、フィードバックすることが重要です。
JSR | Public Previewの期間 |
---|---|
JSR 372: JavaServer Faces (JSF 2.3) Specification https://jcp.org/en/jsr/detail?id=372 | 2017/1/23 - 2017/2/21 |
JSR 374: JavaTM API for JSON Processing 1.1 https://jcp.org/en/jsr/detail?id=374 | 2017/1/17 - 2017/2/16 |
JSR 365: Contexts and Dependency Injection for JavaTM 2.0 https://jcp.org/en/jsr/detail?id=365 | 2017/1/31 - 2017/3/2 |
JAX-RSについて言うと、3個のJAX-RS 2.1の高価な機能のうち2個、すなわちReactive Client APIとServer-sent Eventsのサポートに関する完全な提案ができたことで、かなりの進捗がありました。
JAX-RS 2.1 Reactive Client APINon Blocking I/Oプロバイダは3番目の高価な機能で、引き続きJAX-RS Expert Groupで議論されているはずです。
https://blogs.oracle.com/PavelBucek/entry/jax_rs_2_1_reactive
https://orablogs-jp.blogspot.jp/2017/01/jax-rs-21-reactive-client-api.html
[jax-rs-spec users] Server-Sent Events API proposal
https://java.net/projects/jax-rs-spec/lists/users/archive/2017-01/message/142
JAX-RS Expert Group Mailing List ArchiveJSR 380のSpec LeadであるGunnar Morlingは、Bean Validation 2.0の進捗について、間もなくEarly Draft Reviewを予定しているとのことです。この間、Draftの進捗状況を常に確認することができます。
https://java.net/projects/jax-rs-spec/lists/users/archive
JSR 380: Bean Validation 2.0Servlet 4 Expert Groupでも作業が進んでいます。HTTP/2 (例:Server Push)の技術的実装の詳細のいくつかが現在議論されているということです。
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=380
Bean Validation 2.0 Progress Report
http://beanvalidation.org/news/2017/01/19/bean-validation-2-0-progress-report/
Bean Validation 2.0 specification - WORK IN PROGRESS
http://beanvalidation.org/latest-draft/spec/
Servlet Specification : Users Mailing Listさらに、Security JSR (JSR-375) についての議論が今後数多く見られると思われます。
https://java.net/projects/servlet-spec/lists/users/archive
Java EE Security API Specification : Expert Group Mailing List最後に、MVCの仕様策定をコミュニティ主導に移転する件に対する投票が終了し、承認されました。つまり、ペーパーワークを進めることができるようになったということです。そして、Ivar Grimstadはまもなく正式に新しいMVC仕様のリードになるはずです。
https://java.net/projects/javaee-security-spec/lists/jsr375-experts/archive/2017-01/
JSR #371 Model-View-Controller (MVC 1.0) Specification Transfer Ballot具体的には、4個のJava EE 8仕様がPublic Draft(JSON-B 1.0、JSON-P 1.0、JSF 2.3、CDI 2.0)の状態にあります。それゆえ、仕様に関与し、テストし、これらの仕様に対するフィードバックを出すのにいいタイミングです。コントリビュートの出発点として、先日JCPが実施したAdopt A JSRのWebcastをご覧になるのをお奨めします。
https://jcp.org/en/jsr/results?id=5907
JSR 371: Model-View-Controller (MVC 1.0) Specification
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=371
Adopt-a-JSR for Java EEまだまだ早期の段階ではありますが、Java EE 8参照実装(Reference Implementation)、つまりGlassFish 5に関わるアクティビティの復活を確認できます。
http://linkis.com/www.youtube.com/2mnrm
glassfish - Java.net JIRAその点で、Java.net終了のことを、明確かつ十分に意識しています。Java.netの終了によって、Java EE、つまりJava EEに関連するJSRやGlassFishを含むさまざまなRIに影響を与えないように努めており、できるだけ早くより具体的な詳細を共有する予定です。
https://java.net/jira/browse/GLASSFISH/?selectedTab=com.atlassian.jira.jira-projects-plugin:summary-panel