原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/java_ee_8_april_recap
少々遅れましたが、Java EE 8に関する四月のニュースをまとめておきます。
まずJava.netに関する重要なアップデートですが、Java.netはまもなく停止する予定です。全てのGlassFishの開発やJavaの開発に関するほとんどのコンテンツは、Java EE organizationが管理するGitHubに移行されています。
全体として、Java.netからGitHubへの移行に伴う作業は先月のGlassFish 5の作業にわずかに影響を与えましたが、これは長期的な利益のための短期間の苦労でした。4月中旬版のGlassFish 5のプロモートビルドをダウンロードできます。
JavaServer Faces 2.3(JSR 372)は、JSON-P 1.1が最終承認投票を通過した際に、仕様の最終リリースを投稿しました。両方のEGのみなさん、おめでとうございます。
この3月初旬のプレゼンテーション以後、プロバイダにおけるNon-blocking I/Oのサポートを仕様から外す決断をしたことをお伝えしておかねばなりません。
Devoxx USでは、Java EE Security(JSR 375)のSpec LeadであるWill HopkinsがJava EE Securityの概要を説明しています。動画は以下からご覧いただけます。
Java EE Platform(JSR 366)Expert Groupから、このJSR (JSR 375)をWeb Profileにも含めることについて質問があがりました。
CDI 2.0はFinal Approval Ballotのフェーズに到達し、結果を待っているところです。
Red HatがリードするこのJSRについて説明している、Bean Validation 2.0(JSR 380)は現在Public Reviewのフェーズにあります。Devoxx USでのEmmanuel Bernard(BV 1.x Spec Lead)によるセッション”Bean Validation 2 overview”の動画が公開されています。
Java EE 8に向けてInterceptorsとJPAの2個のメンテナンスリリースが進んでいます。
そして大事なことですが、Java EEから独立したMVC(JSR 371)が、2名のSpec Lead(Ivar GrimstadとChristian Katlepoth)によって動き出しました。JSRは安泰です。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/java_ee_8_april_recap
少々遅れましたが、Java EE 8に関する四月のニュースをまとめておきます。
まずJava.netに関する重要なアップデートですが、Java.netはまもなく停止する予定です。全てのGlassFishの開発やJavaの開発に関するほとんどのコンテンツは、Java EE organizationが管理するGitHubに移行されています。
Java EE organization今後、GitHubを使ってプロジェクトを進めていきます。うまくいけば、より多くのプロジェクトの参加が可能になるでしょう。Jerseyのようなプロジェクトや、JAX-RSのような仕様はすでにJava.netからGitHubにミラーリングされており、これらのリポジトリは当面変更されることはありません。
https://github.com/javaee
Jersey(GitHub)Java.netのリポジトリとIssueのほとんどはGitHubに移行されていますが、プロジェクトのWebサイトの大半を更新するなど、やるべきことはまだあります。私たちは新しいメーリングリストへの最後の変更をしており、うまくいけば、すぐに詳細を共有できるはずです。最後に大事なことを言い忘れていましたが、このブログプラットフォームは新しい最新のプラットフォームに移行されます。
https://github.com/jersey/jersey
JAX-RS API
https://github.com/jax-rs
全体として、Java.netからGitHubへの移行に伴う作業は先月のGlassFish 5の作業にわずかに影響を与えましたが、これは長期的な利益のための短期間の苦労でした。4月中旬版のGlassFish 5のプロモートビルドをダウンロードできます。
GlassFish 5 Promoted Build種々のExpert Groupの進捗がこの移行によってそれほど影響を受けていないことは喜ばしいニュースです。
http://download.oracle.com/glassfish/5.0/promoted/index.html
JavaServer Faces 2.3(JSR 372)は、JSON-P 1.1が最終承認投票を通過した際に、仕様の最終リリースを投稿しました。両方のEGのみなさん、おめでとうございます。
JSR-000372 JavaServerTM Faces 2.3 Specification (Final Release)JSON-B 1.0(JSR 367)は現在Proposed Final Draftのフェーズですが、もう一つの仕様は最終承認投票に非常に近い状態にあります。
https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/final/jsr372/index.html
JSR #374 JavaTM API for JSON Processing 1.1 Final Approval Ballot
https://jcp.org/en/jsr/results?id=5982
JSR-000367 Java API for JSON Binding (Proposed Final Draft)Servlet 4.0 (JSR 369) Expert Groupは現在Public Reviewのフェーズです。
https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/pfd/jsr367/index.html
JSR-000369 JavaTM Servlet 4.0 Specification (Close of Public Review: 20 May 2017)Regarding Servlet 4およびより具体的にはJDK 8におけるTLSでのHTTP/2サポートについて、JDK 8でのALPNのサポートに関する説明があります。
https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/pr/jsr369/index.html
[servlet-spec users] [jsr369-experts] Re: ALPN status: Java SE 9 and JDK 8JAX-RS 2.1 (JSR 370) Expert Groupの進捗は順調で、Public Reviewを投稿しました。
https://java.net/projects/servlet-spec/lists/users/archive/2017-04/message/43
JSR-000370 JavaTM API for RESTful Web Services 2.1 (Close of Public Review: 20 May 2017)是非ドラフト仕様をチェックして、フィードバックしてください。Santiago Pericas-Geertsen (JAX-RS 2.1 Co-Spec Lead) がDevoxx USでJAX-RS 2.1に関するセッションを実施しました。動画は以下からご覧いただけます。
https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/pr/jsr370/index.html
この3月初旬のプレゼンテーション以後、プロバイダにおけるNon-blocking I/Oのサポートを仕様から外す決断をしたことをお伝えしておかねばなりません。
[jax-rs-spec users] Proposal to drop non-blocking I/O from JAX-RS 2.1いずれにせよ、SantiagoのセッションはJAX-RS 2.1の新しいAPI(SSE API、Reactive Client API)だけでなく、JAX-RSプロバイダにおけるNon-blocking I/Oのサポートの背後にある同期(およびその困難な課題)を理解する上でも興味深いものです。
https://java.net/projects/jax-rs-spec/lists/users/archive/2017-04/message/0
Devoxx USでは、Java EE Security(JSR 375)のSpec LeadであるWill HopkinsがJava EE Securityの概要を説明しています。動画は以下からご覧いただけます。
Java EE Platform(JSR 366)Expert Groupから、このJSR (JSR 375)をWeb Profileにも含めることについて質問があがりました。
[javaee-spec users] [jsr366-experts] Java EE Security API非常に強い肯定的な意見が得られたので、(Full Profileだけでなく)Web Profileにも加えることが決定されました。これがJava EE 8仕様の2回目のEarly Draftに含まれるアップデートの一つで、Public Reviewとしてご覧いただけるようになっています。
https://java.net/projects/javaee-spec/lists/users/archive/2017-04/message/0
JSR-000366 JavaTM Platform, Enterprise Edition 8 (Close of Public Review: 25 May 2017)また、Linda De Michiel(JSR 366 Spec Lead)によるDevoxx USでのJava EE 8概要のプレゼンテーションもご覧ください。
https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/pr/jsr366/index.html
CDI 2.0はFinal Approval Ballotのフェーズに到達し、結果を待っているところです。
JSR 365: Contexts and Dependency Injection for JavaTM 2.0もう一つ、John Ament(JSR 365 Expert Groupメンバー)による”CDI 2.0 New and Noteworthy”という、すばらしいDevoxx USでのセッションをご覧頂くことができます。
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=365
Red HatがリードするこのJSRについて説明している、Bean Validation 2.0(JSR 380)は現在Public Reviewのフェーズにあります。Devoxx USでのEmmanuel Bernard(BV 1.x Spec Lead)によるセッション”Bean Validation 2 overview”の動画が公開されています。
Java EE 8に向けてInterceptorsとJPAの2個のメンテナンスリリースが進んでいます。
[javaee-spec users] [jsr366-experts] Interceptors MR spec
https://java.net/projects/javaee-spec/lists/users/archive/2017-04/message/90
[jpa-spec users] JPA_SPEC-115: Add @Repeatable(containerClass.class)
https://java.net/projects/jpa-spec/lists/users/archive/2017-04/message/1
そして大事なことですが、Java EEから独立したMVC(JSR 371)が、2名のSpec Lead(Ivar GrimstadとChristian Katlepoth)によって動き出しました。JSRは安泰です。
JSR 371: Model-View-Controller (MVC 1.0) Specificationまとめると、Aprilは非常に忙しい月でしたが、今夏のJava EE 8の完成に向けてさらに一歩進んでいます!
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=371
[mvc-spec users] [jsr371-experts] Reinforcements on the spec lead side
https://java.net/projects/mvc-spec/lists/users/archive/2017-05/message/0