原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/java-platform-group/java-advanced-management-console-27
Java Platform Groupは、2017年7月18日、Java Advanced Management Console 2.7 (AMC) のリリースを発表できうれしく思っています。
Java Usage Tracking(Java利用状況の追跡)
AMCはJavaの利用状況の追跡機能を使い、エンタープライズでのJavaアプリケーションならびにそのアプリケーションを実行するために使用しているJava Runtime Environment (JRE) の利用について完全なインサイトを得ることができます。AMCにはMicrosoft WindowsおよびmacOSシステム用のエージェントがあり、このエージェントを使って全ての利用可能なJREを発見し、自動的に利用状況の追跡を有効化します。サポート対象のJREは、1.4.2_35以後、5u33以後、6u25以後、そして7と8の全てのバージョンです。AMCエージェントは各管理対象のデスクトップで動作し、利用可能なJREに関する情報を収集します。AMCサーバは、この情報を使って、ベースラインを下回るJREや利用可能なJREの総数、バージョン、各デスクトップで利用可能なデプロイメント・ルールセットの詳細をレポートします。
Deployment Rule Set Management(デプロイメント・ルールセットの管理)
デプロイメント・ルールセットを使うと、組織でJava AppletsやWeb Startアプリケーションを実行するために利用するJREのバージョンを集中定義および管理して、そういったアプリケーションを管理することができます。AMCを使ってデプロイメント・ルールセット(DRS:Deployment Rule Sets)を作成、構成し、デスクトップに対して配布することができます。管理者はデプロイメント・ルールセットを使って、既知ならびに安全なプログラムだけが利用可能な特定のJavaバージョンを構成し、アプリケーションのブラックリストやホワイトリストをメンテナンスすることができます。
Java Installer Customization(Javaインストーラのカスタマイズ)
AMCを使って、管理者はJREのインストーラ・パッケージ(Microsoft Windows用のMSI、macOS用のPKG)をセットアップできます。こうしたカスタマイズされたインストーラを使って、システム管理者はエンタープライズにある全てのデスクトップに対し、JREのインストールを自動化、整合性を確保できます。管理者は、AMCを使って、カスタムのインストール前後で実行するスクリプトやデフォルトのインストール先などを定義することで、構成ファイルやカスタムインストーラを作成することができます。
JRE Management (JREの管理)
管理者は、AMCエージェントからJREバージョン情報を入手することで、古いJREをリモートからアンインストールしたり、カスタムMSI/PKGインストーラを選択したデスクトップにプッシュすることもできます。
AMC 2.7には、エンタープライズにおけるJavaの監視と管理を強化するためのいくつかの機能拡張と修正が含まれています。それらのいくつかをご紹介します。
https://blogs.oracle.com/java-platform-group/java-advanced-management-console-27
Java Platform Groupは、2017年7月18日、Java Advanced Management Console 2.7 (AMC) のリリースを発表できうれしく思っています。
Advanced Management ConsoleAMCはOracle Java SE Advancedに含まれるもので、システム管理者にエンタープライズでのJavaの管理をより強力かつ簡単に実現する機能を提供します。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javaseproducts/advanced-mgmt/index.html
Oracle Java SE Advanced & Suite ProductsAMCの最も重要な機能をいくつかご紹介しましょう。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javaseproducts/overview/index.html
Java Usage Tracking(Java利用状況の追跡)
AMCはJavaの利用状況の追跡機能を使い、エンタープライズでのJavaアプリケーションならびにそのアプリケーションを実行するために使用しているJava Runtime Environment (JRE) の利用について完全なインサイトを得ることができます。AMCにはMicrosoft WindowsおよびmacOSシステム用のエージェントがあり、このエージェントを使って全ての利用可能なJREを発見し、自動的に利用状況の追跡を有効化します。サポート対象のJREは、1.4.2_35以後、5u33以後、6u25以後、そして7と8の全てのバージョンです。AMCエージェントは各管理対象のデスクトップで動作し、利用可能なJREに関する情報を収集します。AMCサーバは、この情報を使って、ベースラインを下回るJREや利用可能なJREの総数、バージョン、各デスクトップで利用可能なデプロイメント・ルールセットの詳細をレポートします。
Java Platform, Standard Edition Usage Tracker Overview
Output of Usage Tracker
https://docs.oracle.com/javacomponents/usage-tracker/overview/toc.htm#A1012444
Deployment Rule Set Management(デプロイメント・ルールセットの管理)
デプロイメント・ルールセットを使うと、組織でJava AppletsやWeb Startアプリケーションを実行するために利用するJREのバージョンを集中定義および管理して、そういったアプリケーションを管理することができます。AMCを使ってデプロイメント・ルールセット(DRS:Deployment Rule Sets)を作成、構成し、デスクトップに対して配布することができます。管理者はデプロイメント・ルールセットを使って、既知ならびに安全なプログラムだけが利用可能な特定のJavaバージョンを構成し、アプリケーションのブラックリストやホワイトリストをメンテナンスすることができます。
Java SE Advanced Management Console User's Guide
Deployment Rule Sets Overview
https://docs.oracle.com/javacomponents/advanced-management-console-1/user-guide/rule_sets.htm#JSAMU153
Java Installer Customization(Javaインストーラのカスタマイズ)
AMCを使って、管理者はJREのインストーラ・パッケージ(Microsoft Windows用のMSI、macOS用のPKG)をセットアップできます。こうしたカスタマイズされたインストーラを使って、システム管理者はエンタープライズにある全てのデスクトップに対し、JREのインストールを自動化、整合性を確保できます。管理者は、AMCを使って、カスタムのインストール前後で実行するスクリプトやデフォルトのインストール先などを定義することで、構成ファイルやカスタムインストーラを作成することができます。
JRE Management (JREの管理)
管理者は、AMCエージェントからJREバージョン情報を入手することで、古いJREをリモートからアンインストールしたり、カスタムMSI/PKGインストーラを選択したデスクトップにプッシュすることもできます。
AMC 2.7には、エンタープライズにおけるJavaの監視と管理を強化するためのいくつかの機能拡張と修正が含まれています。それらのいくつかをご紹介します。
- エンタープライズJavaインストーラではないインストーラをサポートしました。これにより、カスタマイズ不可能なJREをデスクトップにインストールできます(Microsoft WindowsのEXEインストーラとMacOSのDMGインストーラ)。
- 動的に変更されたデスクトップグループを自動的に更新するようになりました。さらに、AMC 2.7では、個々のIPアドレスではなく、IPアドレスの範囲でデスクトップグループを作成することもできます。
Java Platform, Standard Edition Advanced Management Console User's Guide 2.7
Creating a Desktop Group
https://docs.oracle.com/javacomponents/advanced-management-console-2/user-guide/desktop-groups-configuration.htm#JSAMV-GUID-B5523FA2-F8AC-4620-A1B8-3AA03CA2F0FE - AMC 2.7エージェントは管理対象のデスクトップでJava SE 9を検出できるようになりました。ユーザーは管理対象デスクトップ上でJava SE 9のインストールを検索したり、コンソールでJava SE 9上で動作するアプリケーションを検索したりすることもできます (Java SE 9を実行するOracle WebLogic Server上にAMCをデプロイできません)。
- コンテナ・ベースのユーザー認証を使うと、Oracle WebLogic Serverでユーザー認証を構成し、AMCでそれを活用できます。
- 以下の管理機能が改善されました
- 管理対象のデスクトップで追跡対象とするJREを選択できるようになりました(Webで有効化されているJRE、全てのスタンドアロンJRE、全てのJRE。プライベートJREを含む)
- 管理者が管理対象のデスクトップでエージェントのアップデート方法を選択できるようにするため、自動エージェントアップデートの停止できるようになりました
- 管理者が管理対象のデスクトップでJREのインストールやアンインストールを管理出来るようにするため、Javaの自動更新を停止できるようになりました
- 失敗したJUTレコードのファイルエクスポート・オプションが追加されました
Advanced Management Console 2.7 Release Notes
http://www.oracle.com/technetwork/java/javaseproducts/documentation/default-3667236.html