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[WLS, Docker] Announcing the New WebLogic Server Kubernetes Operator

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/weblogicserver/announcing-the-new-weblogic-server-kubernetes-operator

Oracle WebLogic Server Kubernetes Operatorのテクノロジープレビュー版をオープンソースとしてリリースすることを発表できうれしく思っています。Kubernetes上でWebLogic Server 12.2.1.3ドメインを作成および管理するためのこのOperatorをGitHubにリリースするとともに、以下の内容について詳しく説明するブログを公開しています(訳注:2018/02/07 13:15時点ではまだ存在しないようです)。
Oracle WebLogic Server Kubernetes Operator
https://github.com/oracle/weblogic-kubernetes-operator
  • Operatorの実行方法
  • Kubernetesで1つ以上のWebLogicドメインの起動方法
  • WebLogic診断フレームワーク(WLDF)またはPrometheusを使用し、WebLogicクラスタの手動もしくは自動でスケールアウト・スケールインするする方法
  • OperatorによるWebLogicクラスタにデプロイされたWebアプリケーションの負荷分散の管理方法
  • ElasticSearch、logstash、およびKibanaを使用してOperatorのログを管理するための連携方法
Kubernetes Operatorは、「Kubernetes APIを拡張して複雑なアプリケーションのインスタンスを作成、構成、管理するための、アプリケーション固有のコントローラ」です。
Operatorパターンを採用し、これを使用してWebLogic ServerとKubernetesを統合するアダプタを提供しています。これにより、KubernetesをWebLogic Serverインスタンスをホストするコンテナインフラストラクチャとして機能させることができます。したがって、WebLogic Server Kubernetes Operatorは、Kubernetesを拡張してWebLogicドメインの作成、構成、管理を行うオペレータです。

Operatorは、標準のOracle WebLogic Server 12.2.1.3 Dockerイメージを使用します。このDockerイメージは、Docker StoreまたはOracle Container Registryにあります。
Docker Store
https://store.docker.com/
Oracle Container Registry
https://container-registry.oracle.com/
このイメージは不変(immutable)であるとみなされ、すべてのアプリケーションおよび製品のランタイムの状態はKubernetesの永続ボリュームに保持されます。これにより(ランタイムの状態がPod内に存在しないため)、すべてのPodを使い捨てで置き換え可能として扱うことができ、実行時にDockerコンテナに書き込まれた、ランタイムの状態を管理する必要性が完全に無くなります。
Oracle WebLogic Server Kubernetes Operatorの前提条件は以下の通りです。
  • Kubernetes 1.7.5+, 1.8.0+ (kubectl versionで確認)
  • Flannel networking v0.9.1-amd64 (docker images | grep flannelで確認)
  • Docker 17.03.1.ce (docker versionで確認)
  • Oracle WebLogic Server 12.2.1.3
My Oracle SupportのドキュメントID 2349228.1で詳しく説明されているように、Kubernetes上のWebLogic Server 12.2.1.3ドメインは動作保証されており、サポート対象です。
WebLogic Server 12.2.1.3 Certification on Kubernetes (Doc ID 2349228.1)
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=2349228.1
WebLogic Kubernetes Operatorはテクニカルプレビュー版であり、Oracle Supportではまだサポートされていません。WebLogic Kubernetes Operatorに関する問題が発生した場合は、以下のGitHubプロジェクトでIssueを開く必要があります。GitHubのプロジェクトメンバーは、問題に迅速に対応し、問題を解決します。
Issues - Oracle WebLogic Server Kubernetes Operator
https://github.com/oracle/weblogic-kubernetes-operator/issues
Operatorのビデオデモンストレーションは以下からご覧いただけます。
  • インストール方法とOperatorのREST APIの利用方法
  • 2個のWebLogicドメインを作成(WebLogic Server管理コンソールにアクセスし、Kubernetesで作成された様々なリソース(サービス、Ingress、Pod、ロードバランサなど)の確認を含む)
  • Webアプリケーションのデプロイ、Operatorを使ったWebLogicクラスタのスケーリング、負荷分散の検証
  • Kubernetesで実行中のドメインに対してWLSTを使用し、同様にKubernetesで動作するOracle Databaseに対するデータソースを作成
  • WLDFを使ったWebLogicクラスタのスケール
  • Prometheus integration - WebLogic ServerのメトリックをPrometheusにエクスポートし、スケール操作を呼び出すためのPrometheusアラートの作成
Operatorのインストールと構成、およびOperatorを使ったWebLogicドメインの管理にの全体的なプロセスは、以下の手順で構成されています。提供するスクリプトでこれらの手順のほとんどを実行しますが、一部手作業による実行が必要があるものもあります。
  • Oracle Container Registryへのアクセスのための登録
  • Oracle Container Registryにアクセスするためのシークレットの設定
  • Operatorのパラメータファイルのカスタマイズ
  • KubernetesクラスタへのOperatorのデプロイ
  • 管理サーバーの資格証明に対するシークレットの設定
  • WebLogicドメインの永続ボリュームの作成
  • ドメイン・パラメータ・ファイルのカスタマイズ
  • WebLogicドメインの作成
最新の手順については、以下のURLを参照してください。
Installation - Oracle WebLogic Server Kubernetes Operator
https://github.com/oracle/weblogic-kubernetes-operator/blob/master/site/installation.md
まもなくこのOperatorへの正式なサポートが提供され、時間の経過とともに新しい機能や拡張機能が追加される予定です。WebLogic Server Kubernetes Operatorの詳細はしばしお待ちください。今回の発表は、KubernetesにWebLogic Serverを導入しようとしている人にとって有益な情報であることを願っております。皆さんのご意見をお待ちしております。

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