原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/moving-forward-with-eclipse-glassfish-at-jakarta-ee
Jakarta EEに関する直近のエントリで、Java EEテクノロジのJakarta EEへの移行は大きな取り組みであるとお伝えしました。
このソフトウェアに貢献しているのには数多くの理由があります。まず、Jakarta EEが任意の1ベンダーが管理するのではなくコミュニティ管理の下進化してもらいたいためです。Oracle GlassFishとそのコンポーネントをEclipseプロジェクトに移行することで、これらのテクノロジがベンダーニュートラルな形で進化できます。2つめの理由は、Jakarta EEを一連の標準かつブランドとして確立し、互換性の目標を果たす実際の実装が複数あることを実証したいと思っているからです。Eclipse GlassFishはOracle GlassFishのソースコードをEclipse Foundationに寄贈したものでできていますが、これはJakarta EEの参照実装(Reference Implementation、RI)にはならず(参照実装は1個だけではない予定です)、最初のJakarta EE実装の一つになりそうで、このことはJakarta EEテクノロジがJava EEと互換性があるという具体的な実証になることでしょう。最後は、Jakarta EE実装のための明確なセット互換性テストの確立を意図しているからです。何年間もJaav EE互換性を確立するために使用されてきたJava EE互換性テストの最新版であるJava EE 8 TCKsを開始点にするのが最善であると考えました。これらのTCKの寄贈の結果、Jakarta EEでは、Jakarta EE 8の最初の互換性テストをすぐに定義し、TCKソースを進化させることで標準の進化の進展につれてこれらのテストも進化させることができます。
これらのソースを提供するために、まずOracleはOracle GlassFish 5.0のソースコード全てを一連のコンポーネントに編成して、EE4Jプロジェクトの傘の下にある具体的なEclipseプロジェクトにマッピングしました。
これらのソースを使用してEclipse GlassFishビルドの作成を開始しており、nightly buildをポストし、ダウンロードできるようにする予定です。Java EE 8互換のEclipse GlassFishのリリースを作成する目的で、これらの夜間ビルドに対してJava EE 8 TCKを実行します。以下のURLにあるスケジュールに従ってこのプロセスを完了したいと考えています。
EclipseCon EuropeとOracle Code Oneで詳しく知って頂けます。EclipseCon EuropeのCloud Native Javaトラックと、Oracle Code OneのJava Server-Side Development and MicroservicesトラックのJakarta EEセッションをご覧ください。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/moving-forward-with-eclipse-glassfish-at-jakarta-ee
Jakarta EEに関する直近のエントリで、Java EEテクノロジのJakarta EEへの移行は大きな取り組みであるとお伝えしました。
The road to Jakarta EE過去数ヶ月の進捗はすばらしいもので、Oracle GlassFishの全ソースコードだけでなく、Java EE Technology Compatibility Kits(技術互換性キット、TCKs)のソースコードもJakarta EEに寄贈しました。プロセスのこの段階の完了は、Jakarta EEイニシアチブにとっての重要なマイルストンになりました。そのため、時間をとって現在の状況ならびにこれまでに実施したことを振り返ることにしました。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/the-road-to-jakarta-ee
https://orablogs-jp.blogspot.com/2018/04/the-road-to-jakarta-ee.html
Jakarta EE
https://jakarta.ee/
このソフトウェアに貢献しているのには数多くの理由があります。まず、Jakarta EEが任意の1ベンダーが管理するのではなくコミュニティ管理の下進化してもらいたいためです。Oracle GlassFishとそのコンポーネントをEclipseプロジェクトに移行することで、これらのテクノロジがベンダーニュートラルな形で進化できます。2つめの理由は、Jakarta EEを一連の標準かつブランドとして確立し、互換性の目標を果たす実際の実装が複数あることを実証したいと思っているからです。Eclipse GlassFishはOracle GlassFishのソースコードをEclipse Foundationに寄贈したものでできていますが、これはJakarta EEの参照実装(Reference Implementation、RI)にはならず(参照実装は1個だけではない予定です)、最初のJakarta EE実装の一つになりそうで、このことはJakarta EEテクノロジがJava EEと互換性があるという具体的な実証になることでしょう。最後は、Jakarta EE実装のための明確なセット互換性テストの確立を意図しているからです。何年間もJaav EE互換性を確立するために使用されてきたJava EE互換性テストの最新版であるJava EE 8 TCKsを開始点にするのが最善であると考えました。これらのTCKの寄贈の結果、Jakarta EEでは、Jakarta EE 8の最初の互換性テストをすぐに定義し、TCKソースを進化させることで標準の進化の進展につれてこれらのテストも進化させることができます。
これらのソースを提供するために、まずOracleはOracle GlassFish 5.0のソースコード全てを一連のコンポーネントに編成して、EE4Jプロジェクトの傘の下にある具体的なEclipseプロジェクトにマッピングしました。
Eclipse EE4J39個のEE4Jプロジェクトがあり、この中にはJersey、JAX-RS、Mojarra、JSON-P、TCKsのプロジェクト、そしてGlassFishに含まれなかった新しいJakarta EEテクノロジであるKrazo MVCプロジェクトなどがあります。これらのプロジェクトのそれぞれについて、寄贈したソースをホストするためにEclipseで一連のGitHubリポジトリを作成しました。Oracleは、Oracle GlassFishのソースおよび関連するライセンスを確認し、Eclipse Foundationによるソースのレビューを含む、寄贈の準備ができていることを確認し、寄贈のためのEclipseでのプロセスを進めました。寄贈プロセスによるこのレビューが完了すると、対応するGitHubリポジトリに公開されました。状況のサマリページでは、Jakarta EE仕様でホストされる予定のKrazoとPlatformプロジェクトを除いたすべてのプロジェクトリポジトリへの寄贈(の状況)を公開してきました。
https://projects.eclipse.org/projects/ee4j
EE4J Project Bootstrappingこの結果、Eclipse FoundationでホストされているJakarta EEの実装に使用できるオープンソースができあがりました。これらのプロジェクトの中には、すでにEclipseのリリースレビュープロセスを完了しているものがあります。
https://www.eclipse.org/ee4j/status.php
Release Review
https://www.eclipse.org/projects/handbook/#release-review
これらのソースを使用してEclipse GlassFishビルドの作成を開始しており、nightly buildをポストし、ダウンロードできるようにする予定です。Java EE 8互換のEclipse GlassFishのリリースを作成する目的で、これらの夜間ビルドに対してJava EE 8 TCKを実行します。以下のURLにあるスケジュールに従ってこのプロセスを完了したいと考えています。
[ee4j-pmc] ACTION: Eclipse GlassFish release planお手伝い頂けるのであれば、プロジェクトリーダーに連絡してEE4Jのコミッターになってください。
https://www.eclipse.org/lists/ee4j-pmc/msg00951.html
EclipseCon EuropeとOracle Code Oneで詳しく知って頂けます。EclipseCon EuropeのCloud Native Javaトラックと、Oracle Code OneのJava Server-Side Development and MicroservicesトラックのJakarta EEセッションをご覧ください。
Cloud Native Java - EclipseCon Europe 2018どちらかのコンファレンスでお会いできればと思っています。
https://www.eclipsecon.org/europe2018/session-tracks-eclipsecon-europe-2018/cloud-native-java
Java Server-Side Development and Microservices - Oracle Code One 2018
https://oracle.rainfocus.com/widget/oracle/oow18/catalogcodeone18?search.codeonetracks=1522259325398010dTIU&search=jakarta%20ee