原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/linux/announcing-the-general-availability-of-the-unbreakable-enterprise-kernel-release-5-update-1
Oracle Linuxオペレーティングシステムはオープンなクラウドインフラストラクチャのために設計され、エンタープライズ向けSaaS、PaaSワークロードだけでなく、これまでのエンタープライズアプリケーションに対しても優れたパフォーマンス、拡張性ならびに信頼性を提供します。Oracle Linux Supportをご契約いただくと、受賞歴のあるOracleサポートリソースおよびLinuxサポートスペシャリスト、Kspliceを使ったゼロダウンタイム・アップデート、そのたOracle Enterprise ManagerとSpacewalkといった管理ツール、そしてライフタイムサポートに、全て低コストでアクセスできます。他の商用Linuxディストリビューションとは異なり、Oracle Linuxはダウンロードが簡単で利用、配布、アップデートは全て無料です。
https://blogs.oracle.com/linux/announcing-the-general-availability-of-the-unbreakable-enterprise-kernel-release-5-update-1
Oracle Linuxオペレーティングシステムはオープンなクラウドインフラストラクチャのために設計され、エンタープライズ向けSaaS、PaaSワークロードだけでなく、これまでのエンタープライズアプリケーションに対しても優れたパフォーマンス、拡張性ならびに信頼性を提供します。Oracle Linux Supportをご契約いただくと、受賞歴のあるOracleサポートリソースおよびLinuxサポートスペシャリスト、Kspliceを使ったゼロダウンタイム・アップデート、そのたOracle Enterprise ManagerとSpacewalkといった管理ツール、そしてライフタイムサポートに、全て低コストでアクセスできます。他の商用Linuxディストリビューションとは異なり、Oracle Linuxはダウンロードが簡単で利用、配布、アップデートは全て無料です。
What's New?
Unbreakable Enterprise Kernel Release (UEK) 5 Update 1はメインラインカーネルバージョン 4.14.35 をベースにしています。UEK5 Update 1には新機能、追加機能、サブシステム全体にわたるバグ修正が含まれています。Notable changes
- 64-bit ARM(aarch64)アーキテクチャのサポート改善
- Oracleは、64-bit ARM (aarch64) アーキテクチャのサポートを改善するために、カーネルの修正を引き続き提供しています。これらの変更は、既存のARMハードウェアで構築およびテストされており、Oracle Linux for ARMでサポートを提供します。
- kABIサポートのため、cgroup v2 CPUコントローラをバックポート
- このアップデートには、cgroupリソース使用状況の統計を処理するコードに対する変更が含まれており、アクティブでない多数のcgroupが存在する場所で頻繁な読み取りを処理する際のパフォーマンスが向上します。
- fast pathに対するスケジューラの拡張性が向上
- このリリースには、fast pathの拡張性向上が含まれています。また、Oracle Database OLTPなどの特定のワークロードのパフォーマンスを向上させるために、新しいスケジューラ機能SIS_COREが導入されています。
- DTraceを拡張し、 x86_64 およびArmアーキテクチャに実行時の追加オプションを追加
- 上記に加え、ARMアーキテクチャでSDTプローブ、FBTエントリプローブ、FBTリターンプローブの実装とともにustack()の実装を含むようにDTraceを拡張しました。
- PMEM と DAXのためにlibnvdimmサブシステムを更新
- libnvdimmカーネルサブシステムは、非揮発性デュアルインラインメモリモジュール(NVDIMM、Non-Volatile Dual Inline Memory Modules)の検知、構成、管理を司ります。大量のアップストリーム・パッチ、バグ修正、バックポートを活用してlibnvdimm カーネルサブシステムをUEK R5U1でアップデートしました。特に、これらには実際のPMEMページサイズを反映するための/proc/smapsへの修正と、Address Range Scrub (ARS) を改善するための成果が含まれています。その他、ext4またはXFSファイルシステムを使用するNVDIMMでのダイレクトアクセス(DAX)ページ操作のサポートも含まれています。
Oracle® Linux
Release Notes for Unbreakable Enterprise Kernel Release 5 Update 1
https://docs.oracle.com/cd/E93554_01/F10511/html/index.html
Security (CVE) Fixes
このリリースで修正されたCVEの全リストはリリースノートでご覧いただけます。Oracle® Linux
Release Notes for Unbreakable Enterprise Kernel Release 5 Update 1
Security Fixes for CVEs
https://docs.oracle.com/cd/E93554_01/F10511/html/uek-cve-fixes.html
Supported upgrade path
既存のOracle Linux 7 Update 5以後をお使いのお客様は、Unbreakable Linux NetworkやOracle Linuxのyumサーバーを使ってアップデートできます。Unbreakable Linux Network
https://linux.oracle.com/
Oracle Linux yum server
https://yum.oracle.com/
Software Download
Oracle Linuxはダウンロード、利用、配布は全て無料で、全てのアップデート、エラータも無料でご利用いただけます。Oracle Linuxそれゆえ、お客様はどのシステムでサポートサブスクリプションが必要かを決定できます。これが、お客様の開発、テスト、本番システムにとってOracle Linuxが理想的な選択肢たらしめる理由です。全てのシステムを最新かつ安全に保ちながら、各システムでどのサポート範囲が最適かを個別に決定してください。Oracle Linux Premier Supportをご契約のお客様であれば、無停止でカーネルをアップデートできるOracle Ksplice、Oracle OpenStackのサポートもご利用いただけます。
https://www.oracle.com/linux/
Free Updates and Errata for Oracle Linux
https://blogs.oracle.com/linux/free-updates-and-errata-for-oracle-linux
https://orablogs-jp.blogspot.com/2012/03/free-updates-and-errata-for-oracle.html
Oracle Ksplice
https://www.oracle.com/linux/security/
Oracle OpenStack
https://www.oracle.com/linux/openstack/
Compatibility
UEK R5 Update 1はUEK R5のGA版と完全な互換性があります。UEK R5のカーネルABIは、初期リリースに対する後続のアップデート全てで同じです。このリリースでは、UEK R4と比較すると変更が入っているため、システムで3rdパーティー製カーネルモジュールは再コンパイルが必要です。 UEK R5をインストールする前に、アプリケーションベンダーにサポート状況を確認してください。Resources – Oracle Linux
Documentation
Software Download
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