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[Cloud]Oracle Data Caching Cloud Serviceの発表/Announcing Oracle Data Caching Cloud Service

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/cloud-infrastructure/announcing-oracle-data-caching-cloud-service



Oracleはサンフランシスコで開催されたRedisConf2019で、エンタープライズ企業がRedisを構築し、運用するためのOracle Data Caching Cloud ServiceのLimited Availability(LA)リリースを発表しました。
Oracle Data Caching Cloud ServiceはOracle Cloud Infrastructure上で提供されるマネージド、シングルテナントのRedis-as-a-service(Redis-aaS)です。ネイティブの実行環境で稼働し、コンソール、REST API、CLI、SDKおよびTerraform経由で管理することができます。Oracle Data Caching Cloud Serviceによって、様々なデータ構造をサポートし、多くの場合クラウドネイティブアプリケーションとともに用いられるポピュラーなオープンソースのインメモリ分散Key-ValueデータストアであるRedisを利用するメリットを、インフラや複雑な運用の管理の手間なしに享受することができます。

Pay-Per-Use

Oracle Data Caching Cloud Serviceの課金体系とパッケージングは、シンプルで柔軟なモデルとなっています。お客様はキャッシュインスタンスが起動され、稼働している時間だけ課金されます。Pay-per-useにより、Oracle Data Caching Cloud Serviceは開発、テストおよび本番の様々なワークロードにとって理想的なプラットフォームとなっています。インスタンスの使用料は、シンプルな課金体系、すなわちキャッシュメモリ GB/hour によって測られます。

Open Source

オープンソースソフトウェアは開発者たちがソフトウェアを組み上げる方法を劇的に進歩させてきました。モダンなクラウドネイティブアプリケーションの開発プラットフォームの様々なコンポーネント――コンテナやKubenetes、キャッシング、SQL/NoSQL DB、ELKなど――がオープンソースプロジェクトとして開発されたものです。マネージドRedis-aaSをOracle Cloud Infrastructureの主要サービスとして提供することが示しているのは、開発者たちがパワフルなクラウドネイティブアプリケーションをOracle Cloud Infrastructure上で開発、稼働できるようにするために、付加価値つきのオープンソースソリューションにわれわれが注力しているということです。

Caching for Cloud

キャッシングは業務アプリケーションやクラウドサービスを構築するうえで、基礎となるコンポーネントです。Oracle Data Caching Cloud Serviceは、Oracle Cloud Infrastructure上でクラウドネイティブアプリケーションを、RedisをインメモリKey-Valueストアとして利用して構築しようとする開発者たちをターゲットとしています。Redis application tierのデプロイには、ComputeやContainer Engine for Kubernetes、Oracle Functionsなどのサービスがとりわけ向いているでしょう。
データベースのキャッシングもOracle Data Caching Cloud Serviceにとって重要なユースケースのひとつです。Autonomous Transaction Processingや、Database Cloud Service、MySQLやComputeサービス上で稼働する他のデータベースインスタンスのフロントエンドとしてキャッシングを用いることで、データアクセス速度を改善したり、データベースの処理をオフロードすることができるでしょう。

Enterprise Grade

他のOracle Cloud Infrastructureネイティブサービスと同様に、Oracle Data Caching Cloud Serviceはエンタープライズグレードのセキュリティ、パフォーマンス、可用性および管理性を備えています。Identity and Access Management(IAM)ポリシーにより、テナンシーやコンパートメントのユーザーに対してOracle Data Caching Cloud Serviceの権限を必要に応じて割り当てることができます。
さらに、どのVirtual Cloud Network(VCN)にOracle Data Caching Cloud Serviceのインスタンスがプロビジョニングされるかを予め設定しておくことができます。それぞれの新規インスタンスごとに、必要なデータキャッシング容量に応じて、キャッシュのシェイプを選択することができます。また、プライマリーとレプリカのRedisノードがそれぞれどのVCNの/どのアベイラビリティドメイン(AD)の/どのサブネットにプロビジョニングされるべきかも定義しておくことができます。Oracle Data Caching Cloud Serviceのインスタンスは、ひとつのプライマリRedisノードと、オプショナルな4つまでのレプリカノードから構成され、すべてを単一のアベイラビリティドメインで稼働させることも、単一リージョンの配下の複数のアベイラビリティドメインに分散させることもできます。
サービスインスタンスのヘルスおよびパフォーマンス情報はインスタンスモニタリングページから参照することができ、メトリックによりOracle Data Caching Cloud Serviceの主要なオペレーショナルデータをフィルタしたレポートが利用できます。

Getting Started

Oracle Data Caching Cloud Serviceは2019年後半にGA(Generally Available)となる予定です。現時点では、Cloud Native Limited Availability Programを通じ、何社かの限定されたお客様にお願いしてサービスの評価をしていただいているところです。Oracle Data Caching Cloud Serviceについてもっと詳しく知りたい、また、使ってみたいというお客様は、oracle.com/cloud-native/で登録をお願いします。Oracle Data Cloud Serviceのベースとなっているオープンソーステクノロジーについて学びたい場合は、redis.ioを訪ねてみるとよいでしょう。

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