原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/integration/entry/soa_cloud_service_is_available
Oracleは北米およびヨーロッパベースのデータセンターでSOA Cloud ServiceとAPI Manager Cloud Serviceが使えるようになったことを発表しました。SOA CloudおよびAPI Manager CloudはIntegration Cloud Serviceと組み合わせ、最も幅広く完全なiPaaSを提供します。以下、OracleがSOA Cloud Serviceで満たすであろうビジネスドライバをあげてみました。
SOA Cloud Serviceを使うと、オンプレミスで数週間、ややもすると数ヶ月かかるのとは異なり、新しい環境をほんの数分で作成できます。
(訳注)
Chefなどを使う手もありますが、それはここでは触れません。
https://blogs.oracle.com/integration/entry/soa_cloud_service_is_available
Oracleは北米およびヨーロッパベースのデータセンターでSOA Cloud ServiceとAPI Manager Cloud Serviceが使えるようになったことを発表しました。SOA CloudおよびAPI Manager CloudはIntegration Cloud Serviceと組み合わせ、最も幅広く完全なiPaaSを提供します。以下、OracleがSOA Cloud Serviceで満たすであろうビジネスドライバをあげてみました。
- ITがより迅速に新規ビジネス要件に対応したい
- クラウドへのワークロードの移動により、より低コストでITを運用したい
- 新しい開発、テスト環境をクラウド上で数分のうちにプロビジョニングし、新規プロジェクトを即開始したい
- 開発者が基盤構築ではなくイノベーションに時間を割けるようにしたい
- サイズ、構成をお客様が指定し、すぐにSOA 12c、Service Bus 12c、API Manager 12c環境をプロビジョニング可能
- プラットフォームへのフルアクセスを提供(Linuxのrootアクセス、Enterprise Manager Fusion Middleware Controlコンソール、Service Busコンソール、WebLogic Server管理コンソールなど)
- ワンクリックでパッチ適用可能。お客様のスケジュールに合わせてパッチを適用可能。
- スケールアウトもワンクリックで可能。別のVMや管理対象サーバも、ボタンのクリックで追加可能。
- バックアップ、リカバリ機能は組み込み済み。Oracle Storage Cloud Serviceをバックアップの長期間保存に利用。
- Metered(従量制)サブスクリプションによる課金。利用したOCPU(Oracle CPU、Intel製CPUの1コア分に相当)の個数に対応した費用をお支払い。
Faster Time to Market
新しい環境の作成がシンプルかつ簡単なので、開発者は新しいことに取り組み、迅速に新規プロジェクトをスタートすることができます。現在、開発者はあまりにも多くの時間を以下のいずれかの作業に費やしています。- 新しい環境で作業開始できるまでの時間
- 最終的に自分たちの開発やテストを開始できるように、新しい環境を構築したり、新しい環境を作成するシステム管理者を支援したりする時間
SOA Cloud Serviceを使うと、オンプレミスで数週間、ややもすると数ヶ月かかるのとは異なり、新しい環境をほんの数分で作成できます。
Portability
SOA 12cプロジェクトを、オンプレミスのSOA環境、もしくはSOA Cloudにデプロイできます。というのも、同じバイナリを使っているからです。このことにより、デプロイした環境に将来もロックされることなく、その時々で理に適う場所にデプロイすることができるという柔軟性をお客様は手に入れることができます。要件が変われば、同じコードを別の環境に再デプロイすることも簡単です。この可搬性はつまり、ビジネス要件の変化に合わせて、柔軟かつ迅速に対応できるということです。Easy Administration
迅速かつプロビジョニングの自動化とともに、バックアップ、パッチ適用、スケールアウトと(より多くの機能がすぐに出てきます)といった機能を内蔵しているので、システム管理者はバックアップやパッチ適用などの日常的なタスクに自分の時間を費やすのではなく、価値を生み出す作業に集中することができます。クラウドの自動化により、管理者は新しいことを始めたり、開発チームや運用サポートチームに対してより多くのサポートを提供したりするために時間を振り分けることができます。SOA CloudとAPI Cloudで自動化するステップをご紹介します。オンプレミスであれば手作業でしかも通常数ヶ月かかる作業です。(訳注)
Chefなどを使う手もありますが、それはここでは触れません。
- ハードウェアの調達
- ネットワークのセットアップ
- ストレージの割り当て、紐付け
- OSのインストール、構成
- 必要なソフトウェアのインストール(Java、WebLogic、SOA、API Manager)
- RCUを実行し、SOAやAPI Managerで必要なデータベーススキーマを作成
- SOA、Service Bus、API Managerのドメインタイプに合わせてドメインを構成
Quotes
"Oracle’s iPaaS portfolio, which now includes Oracle SOA Cloud Service and Oracle API Manager Cloud Service, meets various integration requirements and supports multiple use cases that today's competitive digital businesses need. It empowers integration developers to focus on enabling strategic initiatives by simplifying administration and configuration of the integration platform."(by Ravi Gade, senior director, IT Applications at Calix)
「オラクルのiPaaSポートフォリオに、Oracle SOA Cloud ServiceとOracle API Manager Cloud Serviceが加わったので、様々な統合要件を満たし、競争の激しい今日のデジタルビジネスが必要とする複数のユースケースをサポートするようになりました。統合プラットフォームの管理と構成をシンプルにすることで、統合のための開発者が戦略的な取り組みに集中できるようになりました」
"With 88 percent of respondents to a recent Ovum survey showing inclination to adopt cloud-based integration platforms for appropriate use cases, it is clear that enterprises realize the need for an agile approach to hybrid integration. Digitalization and the need for greater agility at a lower cost of ownership are driving adoption of hybrid integration solutions with an 'SOA and iPaaS' combination being a preferred option. Enterprises should plan to distribute integration processes in a way that ensures efficient utilization of both on-premise and cloud-based integration infrastructure and operational spend. Oracle's unified iPaaS portfolio, which includes Oracle Integration Cloud Service and Oracle SOA Cloud Service, combined with its on-premises SOA Suite, enables users to ease the complexity of hybrid integration."(by Saurabh Sharma, senior analyst, middleware at Ovum)
「最近のOvumの調査で、回答者の88パーセントが、適切なユースケースでクラウドベースの統合プラットフォームを採用する傾向を示していますが、このことからも、企業がHybrid Integrationへの迅速なアプローチの必要性を認識していることは明らかです。デジタル化と低所有コストで機敏性の向上に対する必要性がHybrid Integration Solutionの採用を駆り立てており、その中でも、「SOAとiPaaS」の組み合わせが好ましい選択肢です。企業はオンプレミスとクラウドベースの統合インフラストラクチャと運用費用の効率的な利用を確保するやり方で、統合プロセスの展開を計画する必要があります。Oracle Integration Cloud ServiceとOracle SOA Cloud Serviceを含むオラクルの統合されたiPaaSポートフォリオは、オンプレミスのSOA Suiteと組合せることで、ユーザーはHybrid Integrationをシンプルに考えることができます。」
Where to find more information
詳細情報はSOA Cloud Serviceのページへどうぞ。SOA Suite Serviceプレスリリースも出ています。
http://cloud.oracle.com/SOA
Oracle Announces New Oracle Cloud Platform for Integration with Oracle SOA Cloud and Oracle API Manager Cloud Services
http://www.oracle.com/corporate/pressrelease/cloud-platform-integration-soa-api-092815.html