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Channel: Oracle Blogs 日本語のまとめ
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[Cloud] 'Upping' the Convenience Factor - Edit Files Directly from the Web

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/webcenter/entry/upping_the_convenience_factor_edit

このエントリは、Marc-Andre Houle(Principal Manager, Product Management, Oracle Cloud Services)によるものです。

Product Managerとして、定期的に社内外の人たちとコラボレーションしていますが、その中で、筆者に共有されたファイルのレビュー、編集、アップデートを依頼されることがあります。Oracle Content and Experience Cloudのすばらしいところは、簡単に共有されたものに対して協同作業がいつでもどこからでも可能、というところです。

とはいえ、ファイルやフォルダをローカルマシンと同期していなければどうでしょうか。もしくは、アクセスできないフォルダ内のファイルのリンクを送ってこられて、そのファイルを編集しなければならないとしたらどうでしょうか。Oracle Content and Experience Cloudを使うと、そんな場合も簡単に対応できます。それでは例をあげて紹介します。

Amyはレポートを作成しており、筆者に情報を追加してもらいたい、と考えているものとよくあるのは、Amyが関連する会話でいくつかコメントや注釈をファイルに追加し、関係するコメントに対し筆者にフラグを立てたのち、筆者にメールで通知が届いたり筆者のマシン上でポップアップが現れ、ファイルをチェックして編集する、という流れです。

他のみんなと同じように、電子メールを読んだり、通知を見てから最初にやることは、そのリンクをクリックすることです。 それはもちろん、ブラウザを起動してクラウド上のファイルへアクセスすることを意味します。そこから、私はAmyのフラグをクリアし、彼女のコメントを読んで、それぞれに返信し、自分の注釈を追加することができます。

この時点で、ファイルを編集する必要があります。 そのファイルをローカルで同期させた場合は、WindowsエクスプローラまたはMac Finderでそのファイルに移動できます。 しかし、「編集」ボタンをクリックすると、Oracle Content and Experience Cloudは私のためにすばらしいことをしてくれます。

初めて「編集」機能を使用すると、Desktop Sync Clientをインストールする必要があると警告されますが、すでにインストールされている場合は、もしその時点で実行されていなくてもクライアントが自動的に起動します。

編集したいファイルがローカルマシンにダウンロードされ、ダウンロードの進行状況が表示されます。 背後では、一時的なフォルダがマシン上にローカルに作成され、そのファイルがそのフォルダにダウンロードされます。



Desktop Sync Clientは、編集対象のファイルのデフォルトアプリケーションを自動的に起動します。例えば、.docx ファイルであればMicrosoft Wordで、.pptxファイルであれば、Microsoft PowerPointで開きます。

編集が完了したら、保存したり閉じたりすることができますが、このときに自動的にクラウドに同期されます。バージョニングも自動的に行われるので、編集の結果、当該ファイルに対する新しいバージョンとして登録されます。

ブラウザに戻ると、先ほど編集した新バージョンがUpされていますので、その後、関連する会話にコメントを投稿し、Amyにフラグを立てて、自分が変更したことを知らせることも簡単です。その結果、Amyは変更された旨の通知を受け取ることができます。

Oracle Content and Experience Cloudをまだ使ってらっしゃいませんか?もしそうなら、以下のURLから無料トライアルをリクエストして、いつでも、どこでも、どんなデバイスでもコンテンツやソーシャル・コラボレーションをどのように推進できるかをご自身で体感して確認されることを強くお奨めします。
Content and Experience
https://cloud.oracle.com/ja_JP/content
「Oracle Content and Experience Cloudとは何?」とお尋ねになるかもしれません。今後数週間で、さらに詳しい話を耳にされると思いますので、ご期待ください。でも、Oracle Documents Cloud Serviceのことを知っているなら、すでにご存知かと...。

[Linux] Now available: Oracle Linux Vagrant Box

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/linux/entry/now_available_oracle_linux_vagrant

Vagrantは仮想マシンベースの環境を管理するためのツールです。
Vagrant
https://vagrantup.com/
でもなぜVagrantを使うのでしょう。Linuxで動作するコードを開発しているけれども、macOSやWindowsマシンを使ってお気に入りのブラウザ、エディタ、デバッガ、開発ツールを使う場合に、Vagrantは構成や依存性を開発マシンから分離して自由に使えるLinux環境を作成するための一環したワークフローを提供します。 
Vagrant Boxは事前ビルド済みのベースイメージで、Vagrantにインポートできます。Oracle Linux 7.3をVagrant Boxにパッケージングしました。このすぐに使えるパッケージを利用するには、Oracle VM VirtualBoxとVagrantをインストールしておく必要があります。もしまだであれば、以下からダウンロードできます。
これらのインストールが完了したら、以下のコマンドを使ってOracle Linux Boxをダウンロードし、起動することができます。
mkdir ol73; cd ol73
vagrant box add --name ol73 http://yum.oracle.com/boxes/oraclelinux/ol73/ol73.box
vagrant init ol73
vagrant up
vagrant ssh
この後、Oracle Linuxの環境にログインすれば、使えるようになります。作業ディレクトリは上記で作成済み(ol73)なので、これを仮想マシンに共有フォルダとして /vagrant にマウントすれば、Oracle LinuxゲストVMでそうしたファイルにアクセス、コンパイル、実行しながら、ホスト側で開発ツールやエディタを利用してコードや他のファイルを編集できます。

Linuxのゲスト環境が不要になったら、以下のコマンドで削除できます。
vagrant destroy
今回リリースしたOracle LinuxのVagrant Boxは以下のような高レベルなスペックです。
  • ダウンロードサイズ:378 MB
  • 2 vCPUs
  • 2048 MB RAM
  • Oracle Linux 7.3 +Unbreakable Enterprise Kernel 4.1.12-61.1.28.el7uek.x86_64 
  • 最小パッケージセットをインストール済み
  • VirtualBox guest additions 5.1.12インストール済み
  • rootボリューム:12 GBの割り当て
  • Swap:4 GB の割り当て 
  • ルートファイルシステム:XFS
  • Oracle Yumサーバー(yum.oracle.com)の構成済み
将来もっと多くのOracle Linux Boxがリリースされる予定ですので、以下のURLをチェックしてください。思うところがありましたら、(原文の)コメント欄にどうぞ。
Oracle Linux Vagrant Boxes
http://yum.oracle.com/boxes
(訳注)
上記URLにも記載がありますが、利用にあたってお金は不要ですが、サポートはありませんので、お問い合わせはOTNのOracle Linux Community Forumにお願いします。
Oracle Linux Community Forum
https://community.oracle.com/community/server_&_storage_systems/linux/oracle_linux 

[Database] Property Graph Query Language (PGQL) support has been added to Oracle Database 12.2.0.1!

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/oraclespatial/entry/property_graph_query_language_pgql

Oracle Database 12c Release 2 (12.2.0.1)で、Oracle Spatial and Graphの既存のProperty Graph機能にProperty Graph Query Language (PGQL) のサポートを追加するパッチがリリースされました。ダウンロードにはMy Oracle Supportの契約が必要です。
Patch 25640325: MISSING PGQL FUNCTION IN ORACLE DATABASE RELEASE 12.2.0.1
https://support.oracle.com/rs?type=patch&id=25640325
PGQLはSQLのような宣言型言語で、これを使って、頂点と辺、ならびに頂点と辺のプロパティへの制約から構成されるグラフクエリパターンを表現することができます。
このパッチを貴社のデータベースインスタンスに適用すると、以下のGroovy/Javaベースのクイックテストを実行して、動作方法を確認できます。
cd $ORACLE_HOME/md/property_graph/dal/groovy
sh ./gremlin-opg-rdbms.sh

--------------------------------

opg-oracledb> // It is very likely that you need to customize JdbcURL, Username, and Password in the following graph config setting.
opg-oracledb> //
opg-oracledb> cfg = GraphConfigBuilder.forPropertyGraphRdbms().setJdbcUrl("jdbc:oracle:thin:@127.0.0.1:1521:orcl")
.setUsername("scott").setPassword("tiger")
.setName("connections") .setMaxNumConnections(8)
.setLoadEdgeLabel(false) .addVertexProperty("name", PropertyType.STRING, "default_name")
.addEdgeProperty("cost", PropertyType.DOUBLE, "1000000")
.build();

opg-oracledb> opg = OraclePropertyGraph.getInstance(cfg);

opg-oracledb> opg.clearRepository();     // start from scratch

opg-oracledb> opgdl=OraclePropertyGraphDataLoader.getInstance();

opg-oracledb> vfile="../../data/connections.opv"  // vertex flat file
==>../../data/connections.opv
opg-oracledb> efile="../../data/connections.ope"  // edge flat file
==>../../data/connections.ope
opg-oracledb> opgdl.loadData(opg, vfile, efile, 2, 10000, true, null);
==>null

opg-oracledb> opg.countVertices()
==>78
opg-oracledb> opg.countEdges()
==>164

opg-oracledb> // Create an in memory analytics session and analyst

opg-oracledb> session=Pgx.createSession("session_ID_1");

opg-oracledb> analyst=session.createAnalyst();
opg-oracledb>
opg-oracledb> // Read graph data from database into memory

opg-oracledb> pgxGraph = session.readGraphWithProperties(opg.getConfig());
==>PgxGraph[name=connections,N=78,E=164,created=1488415009543]

opg-oracledb> pgxResultSet = pgxGraph.queryPgql("SELECT n,m WHERE (n) -> (m)")
==>PgqlResultSetImpl[graph=connections,numResults=164]

opg-oracledb> pgxResultSet.print(10);
+------------------------------------+
| n                | m               |
+------------------------------------+
| PgxVertex[ID=2]  | PgxVertex[ID=1] |
| PgxVertex[ID=3]  | PgxVertex[ID=1] |
| PgxVertex[ID=6]  | PgxVertex[ID=1] |
| PgxVertex[ID=7]  | PgxVertex[ID=1] |
| PgxVertex[ID=8]  | PgxVertex[ID=1] |
| PgxVertex[ID=9]  | PgxVertex[ID=1] |
| PgxVertex[ID=10] | PgxVertex[ID=1] |
| PgxVertex[ID=11] | PgxVertex[ID=1] |
| PgxVertex[ID=12] | PgxVertex[ID=1] |
| PgxVertex[ID=19] | PgxVertex[ID=1] |
+------------------------------------+

[Java] An update on GlassFish 5

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/glassfish_5_update

参照実装(Reference Implementation)は全てのJSRにとって重要な部分であり、このことはJava EEにとっては特にその通りです。種々のJava EE 8に関連するJSRが進展するにつれて、オープンソースのJava EE 8参照実装であるGlassFish 5の取り組みを強化することが重要になっています。そして今日、最初のGlassFish 5 Promotedビルド(GlassFish-5.0-b03)を発行し、Java EE 8の重要なマイルストンをむかえました。
Promoted build of GlassFish 5
http://download.oracle.com/glassfish/5.0/promoted/index.html
実はGlassFish 5のビルドとして2種類リリースしています。一つは nightly、そしてもう一つは promoted で、両方ともFull ProfileとWeb Profileがあります。
まだまだ早期段階で、まだまだ開発中ということは明白です。種々の仕様で、それぞれの参照実装(例えばJAX-RSだとJersey、Bean ValidationだとHibernate Validatorなど)があるだけでなく、それぞれの仕様のTCKもあります。それゆえ、全てのGlassFish 5 promoteビルドがJava EE 8 CTSを全てパスしているとはまだ言ってはいません(というか言えない)。
Q: Are there compatibility tests for the Java EE platform? (Java EE FAQ)
http://www.oracle.com/technetwork/java/javaee/javaee-faq-jsp-135209.html#compatibilitytests
また、以下に述べるビルドサイクルは、ビルドの実状に応じて変化する可能性があることも言及しておかねばなりません。例えば、ビルドが壊れていると、遅延したり、スキップされたりすることがあります。

Java EE 8はJava SE 8以上をベースにしているため、Java SE 8をGlassFish 5のベースラインJDKとして使用していますが、GlassFish F5の最終的なリリースではJava SE 9もサポートする予定です。そのため、今週のPromotedビルドはJava SE 9では動作しませんが、それは一時的なものです。

Nightlyビルドは最新のPromotedビルドの数日先のものになることが常ですが、コミュニティの皆様には、是非Promotedビルドを使っていただきたく思っています。そのため、GlassFish 5の最新のPromotedビルドをテストすることで是非支援ください。何か問題を発見した場合には、以下を参考にして、該当するGlassFishコンポーネントに対するチケットを発行してください。
Components
https://java.net/jira/browse/GLASSFISH/?selectedTab=com.atlassian.jira.jira-projects-plugin:components-panel
そして、問題が特定のコンポーネント(例えばJersey)にあると確信できるのであれば、直接当該コンポーネントに対する問題として知らせてもらえるとなお効率がよいです。

GlassFish 5はJava EE 8 Platform仕様(JSR 366)がファイナライズされたおよそ6週間後にリリースする予定になっています。
JSR 366: Java Platform, Enterprise Edition 8 (Java EE 8) Specification
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=366
現時点では、仕様策定完了は7月を目指しており、結果としてリリース日は8月もしくは9月頃になると見込んでいます。このスケジュールは変更の可能性がありますが、これが現時点の見通しです。
[jsr366-experts] Java EE 8 schedule
https://java.net/projects/javaee-spec/lists/jsr366-experts/archive/2017-02/message/0

[Database] Python cx_Oracle 5.3 for Oracle Database Released

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/opal/entry/python_cx_oracle_5_3

本日、Oracle Database用の非常に人気のあるPythonインタフェースであるcx_Oracle 5.3のリリースを発表できうれしく思います。バイナリとソースはPyPiを使って通常通りインストールできます。
Python interface to Oracle (Python Package Index)
https://pypi.python.org/pypi/cx_Oracle/
Installation
https://github.com/oracle/python-cx_Oracle#installation
cx_Oracle 5.3は、Python v2.7、およびv3.4以上で動作します。cx_OracleはOracle 11gR2、12cR1、および12cR2クライアント・ライブラリとともに使用することができ、複数のOracle Databaseバージョンに接続できます。Oracle Databaseの標準的なクライアント・サーバー・バージョンの互換性により、古いデータベースと新しいデータベースの両方に接続できます。たとえば、Oracle Database 11gR2クライアント・ライブラリを使うとOracle Database 10gR2以降に接続できます。
今回のリリースでは、ソースコードリポジトリとホームページをGitHubに移行しました。 ユーザー文書はreadthedocsに残しています。cx_Oracleメーリングリストも引き続き同じ環境ですが、質問や問題についてはGitHubに移行しています。
ソースコード(Python interface to Oracle Database)
https://github.com/oracle/python-cx_Oracle
ホームページ
https://oracle.github.io/python-cx_Oracle/index.html
Documentation
http://cx-oracle.readthedocs.io/en/latest/index.html
cx-oracle-users メーリングリスト
https://lists.sourceforge.net/lists/listinfo/cx-oracle-users
GitHub Issues
https://github.com/oracle/python-cx_Oracle/issues

The New cx_Oracle 5.3

Anthony TuiningaがOracleに加わって以来、cx_Oracleの改善を加える作業に取り組んできました。(彼は次の大きなリリースのための基礎となる作業もしていますが、これについてはこの記事の後半で説明します)。みなさんがcx_Oracle 5.3に感銘を受けるであろうと考えています。昨年のOracle OpenWorldでは、Anthonyがいくつかの変更について話し、よいフィードバックをたくさんいただきました。昨年のOpenWorldでのプレゼンテーションは以下のURLでチェックしてください。
Python and Oracle Database: Tips, Tricks, and the Best New Features [CON6543]
https://oracle.rainfocus.com/scripts/catalog/oow16.jsp?search=CON6543&showEnrolled=false&search.event=oracleopenworld
これは大きなアップデートです。一部はOracle Database 12cの機能に固有の変更ではありますが(リリース・ノートを参照してください)、たとえ古いデータベースを利用されている場合でも、このアップデートでアプリケーションの性能がよくなることがわかるでしょう。そして、Oracle Database 12cR2にアップグレード中、もしくはその予定がありますか?Oracle Database Cloudを使用してOracle Database 12cR2にすぐにアクセスできることをお忘れなく。
Release Note
http://cx-oracle.readthedocs.io/en/5.3/releasenotes.html#version-5-3-march-2017
Oracle Database Software Downloads
http://www.oracle.com/technetwork/database/enterprise-edition/downloads/index.html
Oracle Database Cloud Service
https://cloud.oracle.com/ja_JP/database

Key New Features

Other New Features

Changes from cx_Oracle 5.2

以前のリリースで廃止対象のものとした発表に沿い、以下のアイテムがcx_Oracle 5.3で利用できなくなりました。
  • maxlength という変数属性は使えなくなりました。その代わりにbufferSizeを使ってください。
  • allocelems という変数属性は使えなくなりました。その代わりに numElements を使ってください。
  • UNICODEFIXED_UNICODELONG_UNICODE 型は使えなくなりました。その代わりに NCHARFIXED_NCHARLONG_NCHAR を使ってください。
  • OCI 関数のコールバックはサポートされなくなりました。

Future Deprecation Announcements

将来リリース予定のcx_Oracle 6では、以下のアイテムが廃止される予定です。
  • cx_Oracle.connect()twophasemoduleaction、そしてclientinfoの引数が廃止され、cx_Oracle 6では使えなくなる予定です。その代わりに新しいアプリケーション・コンテキスト(application context)を利用してください。
  • カーソル属性numbersAsStringsが廃止され、cx_Oracle 6では使えなくなる予定です。その代わりにOUTPUT型ハンドラ(output type handler)を利用してください。

Things you could already do in cx_Oracle 5.2

上記のcx_Oracle 5.3のすべての新機能は、これまでに積み上げたデータベースサポートの上に成り立っています。以前のリリースで既に使用可能な高度な機能は次のとおりです。
  • SQLおよびPL/SQLの実行
  • 豊富なデータ型のサポート
  • 大規模な結果セットの取得
  • REF CURSOR
  • PL/SQL配列のバインド
  • ラージオブジェクト(CLOB、BLOB)
  • トランザクション管理
  • セッション・プーリング
  • データベース常駐接続プーリング(DRCP)
  • 特権接続とデータベースの起動・停止
  • 外部認証
  • Continuous Query Notification
  • 行プリフェッチ
  • クライアントの結果キャッシュ
  • End-to-Endのトレース
  • Oracle Database 高可用性機能

A future cx_Oracle 6

先ほど、みなさんがcx_Oracle 5.3に感銘を受けるだろうと書きましたが、Anthonyはより良いものを目指し、すでにcx_Oracle 6を見据えています。昨年Anthonyは、cx_Oracleが使用されるような、一般的なOracle Call Interface (OCI)機能の利用を簡素化し標準化するオープンソースのCライブラリである、ODPI-Cに熱心にとりくんできました。ODPI-Cは最近Githubで公開されました。cx_Oracleのソースコードからわかるように、cx_OracleコードのマスターブランチはODPI-Cを使用するようにアップデートされています。この将来のリリースの現状をテストしたい場合は、GitHubからバンドルをダウンロードしてビルドしてください。ユーザーに見える範囲での変更に関する(これまでの)リリースノートは以下のURLにあります。
Oracle Database Programming Interface for Drivers and Applications (ODPI)
https://github.com/oracle/odpi
Release notes (6.x releases)
https://github.com/oracle/python-cx_Oracle/blob/master/doc/src/releasenotes.rst

Summary

cx_OracleをOracleの傘下に移すことで、Anthonyはcx_Oracleに注力する時間が増え、結果としてすべての開発者にとってデータベースへのアクセスが向上しました。
全体的に、cx_OracleはOracle Databaseのための最も包括的で人気のあるスクリプト言語ドライバで、cx_OracleはOracleクライアント・ライブラリやOracle Databaseに組み込まれた優れた機能を活用しますし、もちろん、cx_Oracleを使うPythonアプリケーションは、ネットワーク・データの暗号化などのOracle Net機能を利用することができます。
cx_Oracle 5.3は、Oracle Databaseの優れた機能をサポートする大きなリリースです。 是非チェックしてください。

cx_Oracle Resources

cx_Oracle
https://oracle.github.io/python-cx_Oracle/index.html
Documentation
http://cx-oracle.readthedocs.io/en/latest/index.html
cx-oracle-users メーリングリスト
https://lists.sourceforge.net/lists/listinfo/cx-oracle-users
GitHub Issues
https://github.com/oracle/python-cx_Oracle/issues
Python interface to Oracle Database
https://github.com/oracle/python-cx_Oracle

[Java] Additional details on GlassFish 5 Promoted Build 3

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/additional_details_on_gf5_promoted

Java EE 8の進展に伴い、GlassFishはここ数ヶ月の間に活動を開始しましたGlassFish 5のNightly Buildの安定化後、GlassFishの週次プロモーションプロセスを復活させました。その後時間がかかりましたが、週次Promoted buildのGlassFish-5,0-b03をリリースしました。
GlassFish 5.0 Promoted Build
http://download.oracle.com/glassfish/5.0/promoted/index.html
是非お試しいただき、フィードバックをしてください。
GlassFish 5を実行する上で必要なJDKバージョンの要件はJDK 8u121です。

以下のコンポーネント統合され、このビルドに含まれています。
  • JSF 2.3.0-m11
  • Jersey 2.26-b02
  • JAX-RS 2.1-m03
  • HK2 2.5.0-b33
  • Grizzly 2.3.29
  • Grizzly NPM 1.7
  • Jboss Logging 3.3.0.Final
  • Tyrus 1.13.1
  • Jackson 2.8.4
  • JSTL 1.2.5-b03
  • Servlet 4.0.0-b03

Servlet 4.0 Update

Webコンテナで多くの進捗がありました。

Issue ID or Commit RevisionSummary
r64700Integrate javax.servlet:javax.servlet-api:4.0.0-b03
SERVLET_SPEC-73Add API for Servlet Mapping
SERVLET_SPEC-161
implemented by GLASSFISH-21688
Allow encoding to be set from deployment descriptor
r64338Updates schema files for Servlet 4.0
SERVLET_SPEC-16
implemented by GLASSFISH-21666
Allow setting the jsp-file programmatically
SERVLET_SPEC-134Updates for spec and impl of server push
SERVLET_SPEC-137
implemented by GLASSFISH-21673
Allow setting the default context-path without resorting to container specific config

修正済みのBug

以下のバグはこのビルドで対応済みです。
Issue IdSummary
GLASSFISH-21677Need to remove -Xbootclasspath from domain.xml
GLASSFISH-21671Switch appserver build to source=1.8 and target=1.8
GLASSFISH-21656list-jms-resources fails if operand is clustered instance
GLASSFISH-21655rollback of create-jms-resource fails when resource has already existed
GLASSFISH-21650countopenconnections is not counted at the request to http-listener-2 of the cluster
GLASSFISH-21649countqueued1minuteaverage does not count the value for one minute
GLASSFISH-21648corethreads and maxthreads are always zero
GLASSFISH-21646countbytesreceived and countbytestransmitted count the value of requests to admin-listener
GLASSFISH-21645maxopenconnections of HttpServiceStatsProvider is always the same.
GLASSFISH-21644Not able to deploy app with cdi validator support
GLASSFISH-21642access-logging-bad-requests web devtests fails in Hudson
GLASSFISH-21640JMS message in server.log is logged only message key.
GLASSFISH-21639difficult maintained log messages
GLASSFISH-21591[GF-JDK9] JDK internal API sun.misc.URLClassPath used in com.sun.appserv.ClassLoaderUtil
GLASSFISH-21589Problems with resource deletion if all resource targets are deleted
GLASSFISH-21585The list of JVM options is lost empty when an invalid option is added.
GLASSFISH-21584A new property cannot be added in "Cluster System Properties" page.
GLASSFISH-21580WebappClassLoader is not thread safe
GLASSFISH-21579asadmin list-file-groups exits successfully although user doesn't exist
GLASSFISH-21576javamail debug log is not logged.
GLASSFISH-21574asadmin deploy --precompilejsp doesn't check compilerSourceVM and compilerTargetVM in glassfish-web.xml
GLASSFISH-21573Server log messages are unexpectedly trimmed if the message starts with or ends with spaces.
GLASSFISH-21572AS-WEB-GLUE-00078 is logged to the server.log although both tls11-enabled and tls12-enabled are true.
GLASSFISH-21560"asadmin list-logger-levels" does not list java.util.logging.ConsoleHandler
GLASSFISH-21546password alias is not updated until restart the process.
GLASSFISH-21542Update jboss.logging
GLASSFISH-21522NullPointerException during WebDirContext.lookupFromJars
GLASSFISH-21515Possible null pointer dereference
GLASSFISH-21505JDK9 - Unable to launch the Application Client Container
GLASSFISH-21494Double checked locking problem
GLASSFISH-21479Glassfish 4.1 won't start with JDK 9 build jdk9-b95 (and later)
GLASSFISH-21376There is a "null" in the log name
GLASSFISH-21276A number of monitor mbeans are broken
GLASSFISH-21272JDBC Monitoring MBeans not working in JConsole
GLASSFISH-20917a wrong implementation for web-fragment.xml with <distributable/> issue
GLASSFISH-20858Message "Invalid Url Pattern" contains placeholder, while it obviously must contain the invalid pattern

[Java] Malthusian Locks

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/dave/entry/malthusian_locks1

Malthusian LocksについてEuroSys 2017で発表します。
Malthusian Locks
https://blogs.oracle.com/dave/resource/eurosys17-dice.pdf
EuroSys 2017
http://eurosys2017.org/
上記PDFは抜粋で、arxivにもUpされています。
Malthusian Locks
https://arxiv.org/abs/1511.06035

Abstract:

モダンなマルチスレッド環境で動作するアプリケーションは時としてオーバースレッド(スレッド過多)の場合があります。スレッドが多すぎる場合、パフォーマンスの改善が見込めないどころか、スケーラビリティが壊れてパフォーマンスが低下する原因になることがあります。また、利用可能なCPUコアに比べて準備されているスレッドが少ない場合にも発生する可能性があります。こういったソフトウェアにはロック競合が多いこともあります。一定期間内にロックを循環する個別のスレッドの数を意図的に制限するためロック許可ポリシーを変更することによって、このようなロックの存在を利用します。具体的には、ロックが(継続的に保持されて)飽和状態となるために必要なスレッド数よりも多くのスレッドが循環している場合、筆者の考える手法では、余分なスレッドの一部を選択して取り除きます。ロック競合に陥っている場合、メモリ管理におけるスワッピングの概念を借りて、同時実行制限(CR、 concurrency restriction)を課します。結果として決まる入場順は、確かに短期的には不公平ではありますが、定期的に不動態化されたスレッドと、アクティブに循環しているスレッド間でシフトすることで、明示的に長期的な公平性を提供します。具体的には、無制限のバイパスや欠乏を許す、よくあるtest-and-setテストに比べ、スループットが影響をうけない、もしくは改善され、そして不公平が制限されます。パイプラインやプロセッサ、キャッシュといった共有リソースの競合の減少によって、並行性の制限が結果として全体的なリソース消費を削減し、システム全体の負荷容量を向上させる可能性があります。

[Java] JSR 269 Maintenance Review for Java SE 9

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/darcy/entry/jsr_269_mr_java_se

Java SE 7、Java SE 8の時にもあったように、Java SE 9において、JSR 269(Annotation Processing API)はメンテナンスレビュー(Maintenance Review、MR)が進んでいます。
JSR 269 Maintenance Review
https://blogs.oracle.com/darcy/entry/jsr_269_maintenance_review
JSR 269 Maintenance Review for Java SE 8
https://blogs.oracle.com/darcy/entry/jsr_269_mr_for_java
JSR 269: Pluggable Annotation Processing API
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=269
javax.lang.model.*における言語構造としてだけでなく、Filerなどにおけるjavax.annotation.processingでの別のインタラクション・ポイントとしても、API変更のほとんどはプラットフォームへのモジュール追加をサポートします。
JSR 376: JavaTM Platform Module System
https://jcp.org/en/jsr/detail?id=376
アノテーションの繰返しのサポートを改善するために、ちょっとしたAPIの変更も行われました。 API変更の詳細なサマリは、MR資料に含まれています。
JSR 269 MR summary
https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/maintenance/jsr269/summary-2017-02-28.html
APIの変更は、既存のプロセッサーのソースやバイナリリンケージ、および実行時の動作と大きく互換性がありように意図されています。ただし、JDK 9で実行している場合は、既存のプロセッサーが正常に動作することを確認する際に便利です。JDK 9早期アクセスバイナリーは以下のURLからダウンロードできます。
JDK 9 Project
https://jdk9.java.net/
是非JDK 9でプロセッサーを実行した体験を(原文の)コメント欄やメールでご連絡ください。API変更に関するフィードバックは以下のメーリングリストに対してお送りください。
compiler-dev -- Technical discussion about the development of the Java compiler (javac)
http://mail.openjdk.java.net/mailman/listinfo/compiler-dev

[WLS, FMW] Oracle Database 12.2 Feature Support with WebLogic Server

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/WebLogicServer/entry/oracle_database_12_2_feature

ようやくリリースされました。Oracle Database 12cR2のダウンロードが可能になりました。WebLogic Server(WLS)とOracle Database 12cR2の連携は、2年間にわたって進められてきました。

このエントリでは、WebLogic ServerリリースでOracle Database 12cR2の機能がどのようにサポートされているかについて説明します。

Using Older Drivers with the 12.2 Database Server

WebLogic ServerとOracle Database 12cR2を連携する上で最も簡単な方法は、WebLogic Serverのインストーラに含まれるOracle JDBCドライバのjarファイルを使用することです。Oracle Database 12cR2に対して11.2.0.3、11.2.0.4、12.1.0.1、12.1.0.2のJDBCドライバを使用している場合、既知の問題またはアップグレードの問題はありません。ドライバのサポートとOracle Database 12cR2の機能に関する詳細情報は、以下のURLを参照してください。
Which version of JDBC drivers are supported ?(Oracle JDBC FAQ)
http://www.oracle.com/technetwork/database/enterprise-edition/jdbc-faq-090281.html#01_01

Using the Oracle 12.2 Drivers with the 12.2 Database Server

新しいOracle Database 12cRの機能を使うためには、Oracle Database 12cR2のJDBCドライバjarファイルを使う必要があります。

注意いただきたいのは、Oracle Database 12cR2のJDBCドライバjarファイルはJDK 8でコンパイルされている、という点です。JDK 8をサポートするWebLogic Serverのうち、最も古いものは12.1.3ですが、Oracle Database 12cR2のJDBCドライバjarファイルは以前のバージョンのWebLogic Serverでは動作しません。以前のバージョンのWebLogic Serverでは、上述の通り、WebLogic Serverのインストーラに含まれるJDBCドライバファイルを使って、Oracle Database 12cR2に接続することができます。このエントリはWebLogic ServerのFusion MiddleWare (FMW) デプロイメントには当てはまりません(訳注:Fusion Middleware Infrastructureのことを指しています)。次期リリースバージョンであるFusion Middleware 12.2.1.3で、Oracle Database 12cR2のドライバjarファイルが同梱され、サポートされることでしょう。

Required Oracle 12.2 Driver Files

Oracle Database 12cR2のJDBCドライバjarファイルは、WebLogic Server 12.1.3、12.2.1、12.2.1.1、12.2.1.2に付属していません。
この章では、Oracle Database 12cR2のJDBCドライバを上記リリースのWebLogic Serverで利用するために必要なファイルを紹介します。これらのファイルは、Oracle Database 12cR2の $ORACLE_HOME ディレクトリにインストールされます。

注意
これらのjarファイルは、WebLogic Serverを実行するために使用されるCLASSPATHの先頭に追加する必要があり、すべての12.1.0.2のクライアントjarファイルの前に設定する必要があります。

以下のojdbcファイルのうち一つを選択します(以前のリリースでは名前に7が入っていましたが、このリリースでは8が入っています)。
  • jdbc/lib/ojdbc8.jar
  • jdbc/lib/ojdbc8_g.jar
  • jdbc/lib/ojdbc8dms.jar
  • jdbc/lib/ojdbc8dms_g.jar
下表は追加が必要なドライバファイルです。
FileDescription
jdbc/lib/simplefan.jarFast Application Notification (新規)
ucp/lib/ucp.jarUniversal Connection Pool
opmn/lib/ons.jarOracle Network Server (ONS)クライアント
jlib/orai18n.jar国際化サポート
jlib/orai18n-mapping.jar国際化サポート
jlib/orai18n-collation.jar国際化サポート
jlib/oraclepki.jarOracle Walletのサポート
jlib/osdt_cert.jarOracle Walletのサポート
jlib/osdt_core.jarOracle Walletのサポート
rdbms/jlib/aqapi.jarAQ JMS のサポート
lib/xmlparserv2_sans_jaxp_services.jarSQLXML のサポート
rdbms/jlib/xdb.jarSQLXML のサポート

Download Oracle 12.2 Database Files

12cR2のJDBCドライバjarファイルを使ってこれらのリリースのいずれかを実行したい場合は、必要最小限のインストールのために、Oracle Database Clientのカスタムインストールを実行することをOracleは推奨します。以下のURLからDatabaseエントリを選択します。
Oracle Technology Network
http://www.oracle.com/technetwork/index.html
Oracle Database 12c Release 2で、ご使用のOSプラットフォームの「See All」のリンクを選択します。最小インストールでは、Oracle Database 12c Release 2 Clientにある適切なzipファイルを選択してダウンロードします。ファイルを解凍し、インストーラを実行しますが、その際にカスタムを選択し、以下のチェックボックスを選択します。
  • Oracle JDBC/Thin interfaces
  • Oracle Net listener
  • Oracle Advanced Security
管理者パッケージ・クライアント(Administrator package client)のインストーラ、またはデータベースのフルインストーラを使用してjarファイルを取得することもできます。jarファイルはすべてのプラットフォームで同じです。

Update the WebLogic Server CLASSPATH

Oracle Database 12cR2とOracle 12.2 JDBCドライバを使うためには、WebLogic Server環境のCLASSPATHを変更しなければなりません。上記の表で示した必須ファイルをCLASSPATHに(12.1.0.2ドライバjarファイルの前に)追加してください。

以下のサンプルコードは、WebLogic Server環境のCLASSPATHを更新するシンプルなシェルスクリプトです。環境変数ORACLE_HOMEが(例えば /somedir/app/myid/product/12.2.0/client_1 のように)適切に設定されていることを確認してください。
#!/bin/sh
# source this file in to add the new 12.2 jar files at the beginning of the CLASSPATH
case "`uname`" in
*CYGWIN*)
SEP=";"
;;
Windows_NT)
SEP=";"
;;
*)
SEP=":"
;;
esac

dir=${ORACLE_HOME:?}
# We need one of the following
#jdbc/lib/ojdbc8.jar
#jdbc/lib/ojdbc8_g.jar
#jdbc/lib/ojdbc8dms.jar
#jdbc/lib/ojdbc8dms_g.jar
if [ "$1" = "" ]
then
ojdbc=ojdbc8.jar
else
ojdbc="$1"
fi

case "$ojdbc" in
ojdbc8.jar|ojdbc8_g.jar|ojdbc8dms.jar|ojdbc8dms_g.jar)
ojdbc=jdbc/lib/$ojdbc
;;
*)
echo "Invalid argument - must be ojdbc8.jar|ojdbc8_g.jar|ojdbc8dms.jar|ojdbc8dms_g.jar"
exit 1
;;
esac

CLASSPATH="${dir}/${ojdbc}${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/jdbc/lib/lib/simplefan.jar${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/ucp/lib/ucp.jar${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/opmn/lib/ons.jar${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/jlib/orai18n.jar${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/jlib/orai18n-mapping.jar${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/jlib/oraclepki.jar ${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/jlib/osdt_cert.jar ${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/jlib/osdt_core.jar${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/rdbms/jlib/aqapi.jar${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/lib/xmlparserv2_sans_jaxp_services.jar${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/jlib/orai18n-collation.jar${SEP}$CLASSPATH"
CLASSPATH="${dir}/rdbms/jlib/xdb.jar${SEP}$CLASSPATH"
例えば、このスクリプトをご自身の環境にsetdb122_jars.shという名前を付けて保存し、ojdbc8.jarとともに実行してください。
. ./setdb122_jars.sh ojdbc8.jar

WebLogic Server Integration with Oracle Database 12.2

いくつかのOracle Database 12cR2の機能はWebLogic Serverに既に含まれていて、新しいDatabaseのバージョン登場を待っていた状態でした。下表はそうした機能をまとめたもので、これらの機能を動作させるには、Oracle Database 12cR2のJDBCドライバjarファイルとOracle Database 12cR2が必要です。
機能WebLogic Serverへの機能追加時期Oracle Databaseでの対応時期
JDBC 4.2のサポート12.1.312.2
Service Switching12.2.112.2
XA Replay Driver12.2.112.2
Gradual Draining12.2.1.2.012.1
12.2で機能強化
UCP MT Shared Poolのサポート12.2.1.1.012.2
@alias や @ldap をURLに含む場合のAGLのサポート12.2.1.2.012.2
Sharding APIWebLogic Serverデータソースで直接利用できないが、(12.2.1で追加された)WebLogic Server UCPネイティブデータソースタイプを使うと利用可能12.2

これらの機能および将来のWebLogic Serverのリリースで追加予定の統合機能に関する詳細は、他のエントリをお待ちください。

[JavaScript] Oracle JET v3.0.0 released

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/mobile/entry/oracle_jet_v3_0_0

先週Oracle Java Extension Toolkit (JET) Ver. 3.0.0がリリースされました。これはツールキットのメジャーリリースであり、3rdパーティライブラリのアップデートとともに、JETコンポーネント、Cookbook、ツールおよびテーマの重要なアップデートが含まれています。

変更点や変更に伴う影響に関する詳細情報はリリースノートをご覧ください。
JET v3.0.0 Release Notes
http://www.oracle.com/webfolder/technetwork/jet/globalSupport-releaseNotes.html
既にOracle JETをお使いの場合、既存のOracle JETアプリケーションを最新のv 3.0.0へ移行する上で必要な手順は、Migration Guideを参照し、Developer Guideのチェックをお願いします。
Migration Guilde
http://www.oracle.com/webfolder/technetwork/jet/globalSupport-migrationGuide.html
JavaScript Extension Toolkit (JET) Developing Applications with Oracle JET
http://docs.oracle.com/middleware/jet300/jet/developer/GUID-F4E07884-1C35-4B7C-84E3-60F6D949D344.htm#JETDG-GUID-F4E07884-1C35-4B7C-84E3-60F6D949D344
Oracle JETのページのSuccess Storiesもご覧ください。
Oracle JET
http://www.oraclejet.org/
Success Stories
http://www.oracle.com/webfolder/technetwork/jet/globalStories.html

[Support, Integration, FMW] How to provide enough information to SOA Support for start the troubleshoot?

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/soaproactive/entry/how_to_provide_enough_information

以下はサポートの観点からみた、(Q&AのSRではない)トラブルシューティングに関わる新規SR(サービスリクエスト、Service Request)を作成する際には常に含めておく標準的にして基本的なアクションプランです。
このようにすれば、サポートは最初のトリアージを行い、報告された挙動を確認し、新しいアクションプランを提示して、適切な次のステップを定義することができるはずです。

(注意)OSB製品に対するSRを作成する場合、以下のSOA*をOSBに置き換えてください(BAM、MFTなども同様です)。

1. 最新かつアップデートされたログや出力ファイル(.logや.out)を提供してください。
  • 全サービスを停止
  • 全てのlog、outファイルを管理サーバ、SOA*管理対象サーバから削除
  • tmpディレクトリやcacheディレクトリの内容を削除
  • 参考資料
  • サービスを開始
  • 1回だけ挙動を再現
  • 全てのlog、outファイルを管理サーバおよびSOA* 管理対象サーバから収集し、Zipで固めてアップロード
  • 報告した挙動に該当するタイムスタンプを明示
注意
  • ファイル削除前に適切にバックアップを取っておいてください
  • 本番環境で発生した事象に対するSRで再起動ができない場合には、サーバの停止・開始はスキップしていただいてかまいません
2. 停止時間の間にincdir_というフォルダの有無を確認し、存在すればZipで固めてSRとともにアップロードしてください。当該フォルダは以下の場所にあります。
<Domain_Home>/servers/<your_server>/adr/diag/ofm/<your_domain>/<your_server>/incident/incdir_?
3. 常に再現可能でしょうか、それとも発生タイミングはランダムですか?
4. クラスタ環境で発生していますか?もしそうであれば、どのような構成ですか?
5. 事象が発生している環境は新規インストールした環境ですか?
6. 事象が発生している環境は以前のバージョンをアップグレードした環境ですか?もしそうであれば、以下の情報も提供してください。
  • 移行元のバージョン
  • 移行時に参照したOracleドキュメントのURL
7. この事象がいつから発生し始めましたか?そのタイミングで何か変更を実施しましたか?
8. WebLogic ServerおよびSOA*サーバーを起動する際にコンソールに現れた全てのエラー、ならびに問い合わせている事象が発生したときにコンソールに現れた全てのエラーをSRに貼り付けてください。
9. この事象が発生した環境は開発環境、QA(検証)環境、本番環境のいずれでしょうか?
10. 別の環境でこの事象を再現するチャンスがありますか?
11. この事象・問題によって生じる業務上の影響はどのようなものでしょうか?
12. お問い合わせの事象を再現するための手順を詳細に(Step-by-stepで)お知らせください。
13. SOA 11gのサーバー環境を素早くプロファイリングするためのツールで、RDAというものがあります。
How to Run Remote Diagnostic Agent ( RDA ) Against SOA Products (Doc ID 1571554.2)
https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=1571554.2
上記URLの[FAQ]タブから
How to Configure, Run and Avoid Questions in RDA With a Single Command?
を展開して、そこに記載の手順に従って実行します。
RDAを実行したディレクトリに作成されたRDA_output_*.zipというファイルを、SRとともにアップロードしてください。

14. RDAを実行できない場合には、OPatchインベントリを提供ください。
  • 11gの場合
    • 以下のコマンドを実行し、両ファイルをSRとともにアップロードしてください。YYYY、MM、DDは下記コマンドを実行した西暦年月日に置き換えます。
  1. SOA_HOMEをORACLE_HOMEに設定して以下を実行
    opatch lsinventory -detail > opatch-detail-soa_home_YYYYMMDD.txt
  2. ORACLE_COMMONをORACLE_HOMEに設定して以下を実行
    opatch lsinventory -detail > opatch-detail-common_home_YYYYMMDD.txt
  • OPatchコマンドの動作を確認する必要がある場合には、以下のドキュメントを確認してください。
    Oracle Fusion Middleware Patching With OPatch
    http://docs.oracle.com/cd/B28359_01/em.111/b31207/oui7_opatch.htm
  • 12cの場合
    • 以下のコマンドを実行し、ファイルをSRとともにアップロードしてください。YYYY、MM、DDは下記コマンドを実行した西暦年月日に置き換えます。
      • SOA12_MIDDLEWARE_HOMEをORACLE_HOMEに設定して以下を実行
        opatch lsinventory -detail > opatch-<oracle_home>_YYYYMMDD.txt
    • OPatchコマンドの動作を確認する必要がある場合には、以下のドキュメントを確認してください。
      Oracle® Fusion Middleware Opatchによるパッチ適用 12c (12.2.1.1)
      http://docs.oracle.com/cd/E80149_01/lcm/OPATC/toc.htm
      Oracle® Fusion Middleware Patching with OPatch 12c (12.2.1.2)
      http://docs.oracle.com/middleware/12212/lcm/OPATC/toc.htm

    [Linux] Announcing the release of Oracle Linux 6 Update 9

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    原文はこちら。
    https://blogs.oracle.com/linux/entry/announcing_the_release_of_oracle

    Oracle Linux 6の最終アップデートリリースであるOracle Linux 6 Update 9の一般提供を発表できうれしく思っています。個別のRPMパッケージはUnbreakable Linux Network (ULN) および Oracle Linux Yum Server から入手できます。
    Unbreakable Linux Network (ULN)
    https://linux.oracle.com/
    Oracle Linux Yum Server
    http://yum.oracle.com/
    ISOイメージはOracle Software Delivery Cloudからもうすぐダウンロードできるようになる予定です。
    Oracle Software Delivery Cloud
    http://edelivery.oracle.com
    Oracle Linux 6 Update 9は以下のカーネルパッケージを同梱しています。
    • Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) Release 4 (kernel-uek-4.1.12-61.1.28.el6uek) for x86-64
    • Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) Release 2 (kernel-uek-2.6.39-400.294.3.el6uek) for i386
    • Red Hat Compatible Kernel (kernel-2.6.32-696.el6) for i386 and x86-64

    Application Compatibility

    Oracle LinuxはRed Hat Enterprise Linux (RHEL) とのユーザー空間の互換性を維持しています。これはOSの基礎となるカーネルバージョンとは独立しています。ユーザー空間にある既存のアプリケーションはUEK Release 4とOracle Linux 6.9の組み合わせでも変更せずに引き続き動作するはずです。既にRHEL 6もしくはOracle Linux 6で動作検証済みのアプリケーションが再度動作検証をする必要はありません。

    Bug Fixes

    Oracle Linux 6 Update 9では、アップストリーム・リリースで入り込んだglibcの不具合を修正済みです。この不具合により、Oracle Databaseが特定の状況下で起動に失敗する可能性があります。
    Oracle Linux 6 update 9
    https://blogs.oracle.com/wim/entry/oracle_linux_6_update_9
    [Linux] Oracle Linux 6 update 9
    https://orablogs-jp.blogspot.jp/2017/03/oracle-linux-6-update-9.html
    この不具合はOracleが自社製品を使用したOracle Linuxのテスト中に発見、修正されました。他社のLinuxディストリビューションでOracle Databaseをお使いのお客様は、お使いのディストリビューションのプロバイダとパッチの有無について対話することをお勧めします。

    このリリースに含まれている注目すべき機能

    • 全システムコンポーネントでTransport Layer Security (TLS) 1.2 をサポート
      その他の変更には、vsftpd でのTLS 1.2のサポートやauditd でのincremental_asyncのサポートが含まれます。
    • cpuid ユーティリティ
      このユーティリティは、CPUID命令から収集されたCPUに関する詳細情報をダンプし、正確なCPUモデルを判別することができます。cpuid ユーティリティは、Intel、AMD、およびVIA CPUをサポートしています。
    • Hyper-Vのゲストとして実行時の機能改善
    • Active Directoryに対するSSSD(System Security Services Daemon)のサポート強化
    上記機能の詳細およびOracle Linux 6 Update 9でのその他の新機能や変更点の詳細は、Oracle Linux Product Documentation Libraryのリリースノートをご覧ください。
    Oracle® Linux Release Notes for Release 6 Update 9
    http://docs.oracle.com/cd/E37670_01/E84716/html/index.html
    Oracle Linux Product Documentation Library
    http://docs.oracle.com/cd/E37670_01/index.html
    Oracle Linuxはダウンロード、利用、配布にあたりお金はかかりませんし、全てのアップデートおよびエラータは自由にご利用いただけます。
    Oracle Linux Yum Server
    http://yum.oracle.com/
    サポートについては、どのシステムでサポートサブスクリプションが必要かを決定してください。
    Oracle Linux Support
    http://www.oracle.com/us/technologies/linux/support/overview/index.html
    これはOracle Linuxがシステムの開発、テスト、本運用のための理想的な選択肢たらしめるものです。システムの全てを最新かつセキュアに保ちながら、どのサポート範囲が各システムで最適かを個別に決めてください。Oracle Linux Premier Supportをお持ちのお客様は、Oracle Kspliceを使ったダウンタイム無しでのカーネル・アップデートや、Oracle OpenStack for Oracle Linuxのサポートを受けることができます。
    Oracle Linuxの詳細は以下のURLをご覧ください。
    Oracle Linux OS and Support
    http://www.oracle.com/linux

    [Linux] Oracle Linux 6 update 9

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    原文はこちら。
    https://blogs.oracle.com/wim/entry/oracle_linux_6_update_9

    Oracle Linux 6 update 9を先頃リリースしました。ULN (Unbreakable Linux Network) および Oracle Linux Yumリポジトリからご利用いただけます。
    Unbreakable Linux Network (ULN)
    http://linux.oracle.com/
    Oracle Linux Yum Server
    http://yum.oracle.com/ 
    通例通り、ISOイメージはMy Oracle Supportからダウンロードでき、数日するとSoftware Delivery Cloudからもダウンロードできるようになります。
    My Oracle Support
    http://support.oracle.com/
    Oracle Software Delivery Cloud
    http://edelivery.oracle.com/
    変更内容を含むリリースノートが公開されています。
    Oracle® Linux Release Notes for Release 6 Update 9
    http://docs.oracle.com/cd/E37670_01/E84716/html/index.html
    1点、Oracle Linux 6.9のテスト中に発見しました。”upstream”のglibcに対する最近の変更により、メモリの破損を引き起こし、結果としてデータベースの起動に失敗する可能性がある、というものです。
    この事象をリリース前に見つけたため、もちろんのことながら不具合を修正しました。

    以下のコード変更によって不具合が混入していました (glibc-rh1012343.patch)
    char newmode[modelen + 2];
    - memcpy (mempcpy (newmode, mode, modelen), "c", 2);
    + memcpy (mempcpy (newmode, mode, modelen), "ce", 2);
    FILE *result = fopen (file, newmode);
    ご覧の通り、誰かがnewmodeにeを追加(c から ceにコピー内容を変更) しましたが、最後にNull文字がないために、newmodeのサイズを大きく(+2から+3に変更)するのを忘れていました。
    Oracle Linux 6.9に取り込んだglibcに適用した修正パッチは以下の通りです。
    -  char newmode[modelen + 2];
    - memcpy (mempcpy (newmode, mode, modelen), "ce", 2);
    + char newmode[modelen + 3];
    + memcpy (mempcpy (newmode, mode, modelen), "ce", 3);
    OracleでのBug IDは25609196です。このパッチはglibc src rpmにあります。お客様が遭遇する症状は、fopen()の失敗が原因でデータベースの起動に失敗するというものです。以下はその例です。
    Wed Mar 22 *17:19:51* 2017
    *ORA-00210: cannot open the specified control file*
    ORA-00202: control file:

    '/opt/oracle/oltest/.srchome/single-database/nas/12.1.0.2.0-8192-72G/control_001'
    ORA-27054: NFS file system where the file is created or resides is
    not mounted with correct options
    *Linux-x86_64 Error: 13: Permission denied*
    Additional information: 2
    ORA-205 signalled during: ALTER DATABASE MOUNT...
    Shutting down instance (abort)

    [Java] GlassFish 4.1.2 Released

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    原文はこちら。
    https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/glassfish_4_1_2_released

    GlassFish 4.1.2はGlassFish 4.x系の最新アップデートリリースで、Java EE 7参照実装(Reference Implementation)です。GlassFish 4.1.2は4.1.1(Java EE 7 Update 2)にとって変わるものです。
    GlassFish 4.1.2は膨大なテストを経ました。コンポーネントのユニットテスト、開発者によるテスト、全てのCTS 7だけでなく、(WebSocketやBean Validation、CDIなどの)個々のTCKも実施済みです。これらのテストはJava EE 7プラットフォームおよびJava EE 7 Web Profileにわたります。

    JDK Requirements 

    JDKの最小要件は JDK 7 u80 です。GlassFish 4.1.2は JDK 8 u121 での動作も検証済みです。

    Downloads

    このリリースは以下の方法でダウンロードできます。

    Bugs Fixed

    このリリースで以下の重要な修正が含まれています。
    IssueDescription
    GLASSFISH-21390The message of PWC4011: Unable to set request character encoding does not output
    GLASSFISH-21172javax.transaction.RollbackException from @Transactional bean has no cause set
    GLASSFISH-21314Cannot create JDBC Connection Pool
    GLASSFISH-21238Response code 400 on a DELETE request with a body
    GLASSFISH-21642access-logging-bad-requests web devtests fails in Hudson

    Component Updates

    ComponentVersion in Glassfish 4.1.1GlassFish 4.1.2
    JSF (Mojarra)
    (GLASSFISH-21662)
    2.2.122.2.14

    [Linux] Oracle Linux 6 for SPARC

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    原文はこちら。
    https://blogs.oracle.com/wim/entry/oracle_linux_6_for_sparc

    Oracle Linux 6 for SPARC がOTNからダウンロード頂けるようになりました。
    Oracle Linux for SPARC for downloads
    http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/linux/downloads/oracle-linux-sparc-3665558.html
    リリースノートはこちら。
    Oracle® Linux Release Notes for Oracle Linux 6 Update 7 (SPARC)
    http://docs.oracle.com/cd/E37670_01/E86243/html/index.html
    This version of Oracle Linux 6のこのバージョンでは、UEK2(当然ながら、SPARC版で対応するものがないので、RHCK[Red Hat Compatible Kernel]はありません)を使っており、このOSをT4、T5、T7(M7、M5)にインストールできます。ただ、S7にはまだインストールできません。Oracle Linux 6 for SPARCにはDAX、ADI(SSM)、チップ上での暗号化機能をサポートするOpenSSLのアップデート版といったパッケージが含まれています。
    SPARC LDOM Managerのコード(ソース、バイナリとも)も提供しています。  LDOM Managerwをインストールすると、Oracle LinuxをゲストOSのLinux、Solarisに対する管理ドメインとして実行できます。もちろん、ゲストドメインとしてSolaris上にインストールすることもできます。カーネルはvswitch、vdiskserverなどをサポートしています。ネイティブ(Linuxのみ)のインストールもサポートします。
    Yumリポジトリには今日Oracle Linux/sparcチャネルができる予定です。
    Oracle Yumリポジトリ
    http://yum.oracle.com/
    (訳注)既にできあがっています。


    このリポジトリには -devel パッケージやgccなどのためのツール群も含まれています。ところで、gccはM7 (CPU) 最適化を当然ながらサポートしています。memcpyやその他のものをたくさん最適化しました。
    Lots of SPARC Linuxカーネルのコードの多くは既にアップストリームのLinuxに存在するものですが、現在もまだ開発が進んでいますし、ユーザー空間のコードについても同様です。glibやgccのパッチはほとんどがアップストリームに提出されコミットされていますが、一部には保留中のものもあります。
    UEL(4)を含む新しいISOイメージは現在開発中(ビルドはありますがテスト中)です。このアップデートではS7システムやS7チップをサポートすることになるでしょう。
    Oracle Linux 6 for SPARCには、まだ、x86-64版Oracle Linux の全てのRPMが含まれているわけではありません。現時点ではサブセットですが、時間をかけてOracle Linux for SPARCを拡張していく予定です。
    DAXやADI/SSMのサンプルは数日中に、LDOMコントロールドメインのコツなどについては近いうちにエントリとしてまとめる予定です。

    [Java] Java EE 8 - March recap

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    原文はこちら。
    https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/java_ee_8_march_recap

    最近のJava EE 8のニュースを簡単にまとめておきます。

    JSF 2.3 (JSR 372) がFinalに到達しました。
    JSR 372: JavaServer Faces (JSF 2.3) Specification
    https://jcp.org/en/jsr/detail?id=372
    JSF 2.3 released!
    http://arjan-tijms.omnifaces.org/2017/03/jsf-23-released.html
    リリースノートのチェックや、参照実装(Mojarra)のダウンロードができます。
    Mojarra 2.3 Release Notes
    https://javaserverfaces.java.net/nonav/2.3/releasenotes.html
    Mojarra 2.3 Download
    https://javaserverfaces.java.net/nonav/2.3/download.html
    このコミュニティ活動を祝うためのちょっとしたパーティーをJavaLandで開催しました。

    JSON-P 1.1 (JSR 374) は無事にPublic Review Ballotを通過し、現在Proposed Final Draftのフェーズに入っています。
    JSR 374: JavaTM API for JSON Processing 1.1
    https://jcp.org/en/jsr/detail?id=374
    JSR #374 JavaTM API for JSON Processing 1.1 Public Review Ballot
    https://jcp.org/en/jsr/results?id=5917
    JSR-000374 Java API for JSON Processing 1.1 (Proposed Final Draft)
    https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/pfd/jsr374/index.html
    CDI 2 (JSR 365) もまたPublic Review Ballotを通過し、まもなくProposed Final Draftのステージに入るところです。(Spec Leadが作成した)CDI 2.0 overviewというスライドをチェックしてください。
    JSR 365: Contexts and Dependency Injection for JavaTM 2.0
    https://jcp.org/en/jsr/detail?id=365JSR #365 Contexts and Dependency Injection for JavaTM 2.0 Public Review Ballot
    https://jcp.org/en/jsr/results?id=5925What’s new in CDI 2.0
    http://docs.jboss.org/cdi/learn/cdi_2/slides.html

    JSON-B 1.0 (JSR 367) もまもなくProposed Final Draftのフェーズに入ります。
    JSR 367:  JavaTM API for JSON Binding (JSON-B)
    https://jcp.org/en/jsr/detail?id=367
    [jsonb-spec users] [jsr367-experts] JSON-B 1.0 Proposed Final Draft
    https://java.net/projects/jsonb-spec/lists/users/archive/2017-03/message/17 

    JAX-RS 2.1 Expert Group (JSR 370) はEarly Draftを提示しました。このDraftではJAX-RS 2.1の目玉機能の3個のうち、SSEのサポートとReactive Client APIの2個をカバーします。
    JSR 370:  JavaTM API for RESTful Web Services (JAX-RS 2.1) Specification
    https://jcp.org/en/jsr/detail?id=370JSR-000370 JavaTM API for RESTful Web Services 2.1 Specification
    https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/edr/jsr370/index.html
    残る目玉機能のNon Blocking I/Oのサポートに関する詳細は、現在議論の最中です。
    [jax-rs-spec users] NIO API review / request for feedback
    https://java.net/projects/jax-rs-spec/lists/users/archive/2017-03/message/5
    JAX-RS 2.1の全体概要を知るには、Devoxx USでSantiago Pericas-Geertsen (JAX-RS 2.1 の共同Spec Lead) が実施したプレゼンテーションをご覧いただくのがよいでしょう(動画はまもなく公開される予定です)。


    Java EE Security API Expert Group (JSR 375) は最初のEarly Draftを提示しました。
    JSR 375: JavaTM EE Security API
    https://www.jcp.org/en/jsr/detail?id=375
    [jsr375-experts] Early Draft Review Posted
    https://java.net/projects/javaee-security-spec/lists/jsr375-experts/archive/2017-03/message/5
    JAX-RS 2.1、Java EE Security APIとも、このドラフトを読んで、期間内にフィードバックをお寄せください。

    Servlet 4 Expert Group (JSR 369) もまた別のEarly Draftへ向けて作業を進めています。Java EE 8グローバルスケジュールに沿って、スケジュールをアップデートしました。
    JSR 369: JavaTM Servlet 4.0 Specification
    https://jcp.org/en/jsr/detail?id=369
    [servlet-spec users] [jsr369-experts] Re: [ADMIN] Fwd: Java EE 8 schedule
    https://java.net/projects/servlet-spec/lists/users/archive/2017-03/message/11
    並行して、参照実装の作業(例えばServer Pushのサポートの追加)が進んでいます。
    GLASSFISH-21664 Implement Servlet 4.0 Server Push
    https://java.net/projects/glassfish/sources/svn/revision/64819

    JavaMail はJava EE 8に向けてMaintenance Releaseを実施しています。JavaMail 1.6のRelease Candidateは以下からダウンロードできます。
    JavaMail 1.6 release update
    https://java.net/projects/javamail/lists/users/archive/2017-02/message/0

    その他、IBMはJava EE 8向けにBatch APIのMaintenance Releaseをしない予定であることを確認しました。
    [javaee-spec users] EE level direction for mailing lists moving off sunsetting java.net?
    https://java.net/projects/javaee-spec/lists/users/archive/2017-03/message/0
    JSR 352: Batch Applications for the Java Platform
    https://jcp.org/en/jsr/detail?id=352

    Java EE 8の参照実装であるGlassFish 5がかたちを成し始め、3月にPromoted Build 3および4リリースされました。
    An update on GlassFish 5
    https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/glassfish_5_update
    [Java] An update on GlassFish 5
    https://orablogs-jp.blogspot.jp/2017/03/an-update-on-glassfish-5.html
    Additional details on GlassFish 5 Promoted Build 3
    https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/additional_details_on_gf5_promoted
    [Java] Additional details on GlassFish 5 Promoted Build 3
    https://orablogs-jp.blogspot.jp/2017/03/additional-details-on-glassfish-5.html
    最後に、JCPが開催する第3回Adopt-a-JSRオンラインミーティングをチェックしたい方は以下の動画をご覧ください。


    いつも通り、フィードバックやご参加をお待ちしております。まもなく、Java.Netから移行に関する計画のアップデートを含む多くのニュースをお届けできると思います。

    [Java] GlassFish 5 Promoted Build 4

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    原文はこちら。
    https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/glassfish_5_promoted_build_5

    最新のGlassFish 5.0 Promotionビルド(glassfish-5.0-b04)がダウンロードできるようになっています。
    Promoted Build
    http://download.oracle.com/glassfish/5.0/promoted/index.html
    このビルドに含まれるアップデートされたコンポーネントは以下の通りです。
    • Grizzly 2.3.30
    • JSON-P 1.1.0-M2

    Bugs Fixed 

    このビルドには重要なセキュリティに関わる修正ならびに以下のバグ修正が含まれています。
    Issue IDDescription
    GLASSFISH-21582No error is displayed on Batch Job Executions screen when Batch Runtime database is down(Batch Runtimeデータベースがダウンしている場合にBatch Job Executions画面にエラーが表示されない)
    GLASSFISH-21652ConnectionQueueStatsProvider.java#onTaskQueuedEvent is not counted correctly when there exists plural acceptor threads(複数のacceptorスレッドが存在する場合に正しくConnectionQueueStatsProvider.java#onTaskQueuedEvent がカウントされない)
    GLASSFISH-21256Debug not shown correctly on General Information in the admin console
    (管理コンソールのGeneral Informationにデバッグが正しく表示されない)
    GLASSFISH-21409Encoding mapping key search error
    (Encoding mappingキー検索のエラー)
    GLASSFISH-21319javax.inject.jar missing in javaee.jar
    (javaee.jarからjavax.inject.jarが欠落)

    Servlet 4.0 Update 

    Issue ID or Commit RevisionDescription
    SERVLET_SPEC-73 implemented by GLASSFISH-21670Implementation of servlet mapping discoverySerlet
    (discoveryServletをマッピングするServletの実装)
    r64750Integrated Grizzly 2.3.30(Grizzly 2.3.30の統合)
    • Removed experimental SPDY code
      (実験的なSPDYコードの除去)
    • Removed Http2 dom element.  HTTP2 attributes migrated to http dom attribute.
      (HTTP/2 DOM要素を除去し、HTTP/2属性をHTTP DOM属性に統合)
    SERVLET_SPEC-161 implemented by GLASSFISH-21688New XML element for request and response encoding.
    (リクエスト、レスポンスのエンコーディングのための新しいXML要素)
    GLASSFISH-21664Implement Servlet 4.0 Server Push
    (Servlet 4.0 Server Pushの実装)
    GLASSFISH-21708Implement SERVLET_SPEC-171
    (SERVLET_SPEC-171の実装)

    繰り返しになりますが、週次のPromoted Buildでは徹底的なテストを実施しますが、最新のものを使いたい場合には、日次のNightly Buildを以下からダウンロードできます。是非お試しいただいてフィードバックをお寄せください。
    Nightly Build
    http://download.oracle.com/glassfish/5.0/nightly/index.html

    [Java] Early Access documentation for Oracle JDK 9 has been updated today

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    原文はこちら。
    https://blogs.oracle.com/thejavatutorials/entry/early_access_documentation_for_oracle1

    Oracle JDK 9のEarly Access版ドキュメントが本日アップデートされました。
    Oracle JDK 9 Documentation Early Access
    http://docs.oracle.com/javase/9/
    このアップデート版には以下の内容が含まれています。
    JDK 9 Early Accessリリースは以下のURLからダウンロードできます。
    JDK™ 9 Early Access Releases
    https://jdk9.java.net/download/

    [Java] JSR 269 MR for Java SE 9, last call for comments

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    原文はこちら。
    https://blogs.oracle.com/darcy/entry/jsr_269_mr_last_call

    以前ご案内した通り、Java SE 9リリースにあわせ、 javax.lang.model と javax.annotation.processing パッケージのJSR 269(Pluggable Annotation Processing API)のメンテナンスレビューが行われています。
    JSR 269 Maintenance Review for Java SE 9
    https://blogs.oracle.com/darcy/entry/jsr_269_mr_java_se
    [Java] JSR 269 Maintenance Review for Java SE 9
    https://orablogs-jp.blogspot.jp/2017/03/jsr-269-maintenance-review-for-java-se-9.html
    JSR 269: Pluggable Annotation Processing API
    https://jcp.org/en/jsr/detail?id=269
    JSR-000269 Pluggable Annotation Processing API
    (Close of Maintenance Review 3: 21 April 2017)
    https://jcp.org/aboutJava/communityprocess/maintenance/jsr269/index3.html
    JSR 269 APIに対する予定されていた変更は全てJDK 9 build 164に入ります。早期アクセスバイナリは以下からダウンロードができます。
    (訳注)翻訳時点(2017/04/07 10:30 JST)では、まだbuild 163なので164が出るまでお待ちください。
    JDK™ 9 Early Access Releases
    https://jdk9.java.net/download/
    注目すべきbuild 164 の新機能は、アノテーションタイプ javax.annotation.processing.Generated で、これは javax.annotation.Generated の置き換えです。置き換えの理由は javax.annotation.Generated が便利なモジュールに入っていないためです。

    既存のアノテーションプロセッサをJDK 9で(コンパイル、実行などを)試して、良きにつけ悪しきにつけ、フィードバックをcompiker-dev [at] opejdk.java.netにお寄せください。
    compiler-dev メーリングリスト -- Technical discussion about the development of the Java compiler (javac)
    http://mail.openjdk.java.net/mailman/listinfo/compiler-dev

    [Database] Support for Database Running on Docker

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    数ヶ月前、Oracle Container RegistryからOracle DatabaseのDockerイメージをPullできることをご紹介しました(日本からはまだPullできませんが)。
    MONDAY SPOTLIGHT:Announcing the Oracle Container Registry
    https://blogs.oracle.com/linux/entry/monday_spotlight_announcing_the_oracle
    [Docker] MONDAY SPOTLIGHT:Announcing the Oracle Container Registry
    https://orablogs-jp.blogspot.jp/2017/01/monday-spotlightannouncing-oracle.html 
    このエントリの中で、サポートについて記載がありました。
    「Docker上で実行するOracle Databaseってサポートされるのか?」
    って考えられた方もいらっしゃるかもしれませんし、
    「Dockerfileを公開しているから、たぶんサポートされるんだよね?」 
    と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
    詳細は、以下のMy Oracle Supportドキュメントをご覧ください。
    Oracle Support for Database Running on Docker (Doc ID 2216342.1)
    https://support.oracle.com/rs?type=doc&id=2216342.1
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