原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/java_ee_8_community_survey2
Java EE Community Surveyにご協力いただきありがとうございます。1693件の回答があり、その結果をもって、JavaOne 2016でのOracleが提案したJava EEロードマップの提案を含む、21個の異なるコンポーネント・テクノロジーの重要性をランク付けしました。ロードマップの詳細は以下のAnil GaurのJavaOne 2016キーノートの動画をご覧ください。
アンケートの結果の詳細、および分析は以下のリンクからどうぞ。
こうした結果にあわせ、Java EE 8提案を改定しようとしています。下表はOracleの当初のJava EE 8提案と改訂したJava EE 8提案を、特に新規API開発に焦点を絞ってまとめたものです。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/entry/java_ee_8_community_survey2
Java EE Community Surveyにご協力いただきありがとうございます。1693件の回答があり、その結果をもって、JavaOne 2016でのOracleが提案したJava EEロードマップの提案を含む、21個の異なるコンポーネント・テクノロジーの重要性をランク付けしました。ロードマップの詳細は以下のAnil GaurのJavaOne 2016キーノートの動画をご覧ください。
アンケートの結果の詳細、および分析は以下のリンクからどうぞ。
Java EE Survey Results and Java EE 8下図は、コミュニティからのフィードバックを受けてランク付けしたものをまとめたもので、左から右へ最も重要と回答があったものから順に並んでいます。
https://java.net/projects/javaee-spec/downloads/download/Java%20EE%20Survey%20Results%20December%202016.pdf
Conclusions
このアンケート結果を基にしてJava EE 8提案を見直し、実装上の考慮事項について、追加でレビューしました。その結果、以下のように結論付けました。- REST (JAX-RS 2.1) と HTTP/2 (Servlet 4.0) の2つは、アンケートの結果最も重要なテクノロジーということがわかりました。この2つとJSON-Bで、上位6個のテクノロジーの3個を占めています。Java EE 8向けのこれらのテクノロジーの新しいAPIの多くが既に完成しています。これらのテクノロジー、および関連するJSON-Pアップデートを使いJava EE 8をできるだけ早く提供することは大きな価値があります。
- CDI 2.0、Bean Validation 2.0、JSF 2.3は直接的に調査しませんでしたが、これらのテクノロジーは大幅に進歩しており、Java EE 8に含められる予定です。
- アンケート結果に基づき、OAuth と OpenID Connect に対するJava EE標準の作成を加速することを検討しました。これはJava EE 8のタイムフレームでは実現できないでしょうが、引き続きJava EE 8のSecurity 1.0の作業を進めていきます。
- JavaOneで、ConfigurationとHealth CheckingをJava EE 8に加える提案をしたところ、アンケート結果では高いランクに位置づけられています。しかしながら、更なるレビューの結果、この取り組みのスコープはJava EE 8の提供全体を遅らせる可能性があるため、Java EE 8をできる限り速やかに完成させるためには、これらのテクノロジーをJava EEに含めることを延期するのが最善であると結論づけました。
- Management、JMS、MVCはアンケート結果では優先度が高くないという評価でした。このランキングはJava EE 8からのこれらの領域の新しいAPIを取り下げるという我々の提案を補強するものです。したがってManagement 2.0 (JSR 373)、 JMS 2.1 (JSR 368) を取り下げることにしました。MVCについては、JSR 371をスタンドアロン・コンポーネントとして完成させるため、別のコミュニティメンバーもしくは組織に移転する可能性を検討中です。
こうした結果にあわせ、Java EE 8提案を改定しようとしています。下表はOracleの当初のJava EE 8提案と改訂したJava EE 8提案を、特に新規API開発に焦点を絞ってまとめたものです。