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[Java] Background on Oracle’s contribution to Jakarta EE

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原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/theaquarium/background-on-oracle%E2%80%99s-contribution-to-jakarta-ee

このエントリはWill Lyons(Senior Director, Java EE and WebLogic Server Product Management)によるものです。
Jakarta EE logo
本日Eclipse Foundationは、Jakarta EEというブランドの下、Java EE 8テクノロジーがクラウドネイティブJavaの要件を満たすために進化するという、数々のコミュニティアップデートを行っています。新しいJakarta EEウェブサイトとJakarta EEコミュニティ調査の結果をご覧ください。
Jakarta EE Community Survey of 1,800+ Java Developers Reveals “Cloud Native” Top Requirement in Platform’s Evolution
https://jakarta.ee/news/2018/04/24/jakarta-ee-community-survey/
Jakarta EE Software
https://jakarta.ee/
本日アップデートが発表されたので、これまでのこのプロジェクトへのOracleの貢献に関するアップデートを提供してもよいだろう、と考えました。以前のエントリで説明したように、OracleはJava EE 8テクノロジーをこのプロジェクトに寄贈しています。具体的には以下のようなものです。
  • Java EE 8のリファレンス実装(RI)であるOracle GlassFish 5.0のソースコード
  • Java EE 8互換性のテストに使用されるOracle Technology Compatibility Kit(TCK)のソース
  • 製品マニュアル
これまでのOracleの取り組みでは、Eclipse FoundationのEE4JプロジェクトへのOracle GlassFish 5.0およびTCKソースの貢献に注力していました。これは最終的に "Eclipse GlassFish"の構築とテストに使用されます。 Oracleは継続的にGitHubのOracle GlassFishソース・リポジトリの提供準備ができているかどうかをレビューしており、これらのレビューが完了すると、OracleはOracle GlassFish 5.0コンポーネントに対応するEE4Jのサブプロジェクトを提案します。これらのサブプロジェクトとリポジトリは、プロジェクト管理委員会(PMC)とコミュニティレビューの後に作成されます。Oracleは、新しいライセンスでEclipse Foundationにソースを提出し、そこでレビューされ、最終的にGitHubのEE4Jサブプロジェクト・リポジトリに公開されます。

このプロジェクトは、オープンなEclipseコミュニティ・プロセスによって管理および実行されています。この作業の進行状況は、EE4J Project Bootstrappingステータスページで追跡できます。このページでは、計画済みEE4Jサブプロジェクト、サブプロジェクトの作成、そしてソースコードの提出のステータスをレポートします。このステータスには、Ivar GrimstadとChristian KaltepothがSpec Leadである、MVC 1.0の参照実装のOzarkのステータスと、Oracleの貢献状況が含まれます。

纏めると、現時点ではこのプロセスの一環として…
  • 34個のEE4Jサブプロジェクトがレビュー待ち。これらのサブプロジェクトは、GlassFishプロジェクト自体、主要なGlassFishコンポーネントのほとんど、TCK寄贈のためのプロジェクトを含む、GlassFish参照実装(Reference Implementation、RI)の大部分を表す。
  • 20個のEE4Jサブプロジェクトが作られ、Oracleからの寄贈を受け取る準備は完了している。
  • Eclipse Foundationに対してこうしたEE4Jサブプロジェクトに対する15個のソースの提供があった。この中には、Jersey (JAX-RS)、Mojarra (JSF)、Tyrus (WebSocket)、Open MQ (JMS)、EclipseLink (JPA)、JSON-P、JTAといった、主要なOracle Java EE 8テクノロジーが含まれる。
  • 13個のサブプロジェクトのソース・リポジトリにソースコードが投入された
Oracleのソースを提供するこのプロセスは継続します。変更の可能性はありますが、目標は、7月までにすべてのOracle GlassFish 5.0ソースを提供し、Oracle GlassFish 5.0と互換性のあるEclipse GlassFish実装をEE4Jソースから構築し、Java EE 8 TCKバイナリを使ってJava EE 8互換性を検証できるようにします。さらに、Eclipse Foundationに提供したJava EE 8 TCKのソースをJakarta EE TCKプロジェクトに提供することで、これらのテストを進化させて、Jakarta EEコミュニティが決定したようにJakarta EE互換性テストが提供できることを願っています。

要するに、我々が昨年9月に提案した貢献を現実にするまさにそのさなかです。Eclipse Foundation、Jakarta EE Working Group、EE4J PMC、およびJakarta EEコミュニティの皆様に感謝し、Jakarta EEブランドの下でクラウドネイティブJavaのためにこれらのテクノロジーを進化させていきたいと考えています。

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