原文はこちら。
https://blogs.oracle.com/linux/announcing-the-release-of-oracle-linux-7-update-6
x86_64とArmアーキテクチャ向けのOracle Linux 7 Update 6の一般提供をお知らせできることをうれしく思っています。個々のRPMパッケージはULN(Unbreakable Linux Network)とOracle LinuxのYumサーバからダウンロードいただけます。
Oracle Linux Premier Supportを契約されているお客様は追加のLinuxプログラムのサポートも受けることができます。具体的には、Ceph Storage、Oracle Linuxソフトウェア・コレクション、Oracle OpenStack、Oracle Kspliceを使った無停止でのカーネルアップデートなどです。
Oracle Linuxの詳細は、以下のURLをごらんください。
https://blogs.oracle.com/linux/announcing-the-release-of-oracle-linux-7-update-6
x86_64とArmアーキテクチャ向けのOracle Linux 7 Update 6の一般提供をお知らせできることをうれしく思っています。個々のRPMパッケージはULN(Unbreakable Linux Network)とOracle LinuxのYumサーバからダウンロードいただけます。
Unbreakable Linux NetworkISOイメージはOracle Software Delivery Cloudから、DockerイメージはOracle Container RegistryとDocker Hubから、いずれもまもなくご利用いただけるようになります。
https://linux.oracle.com/
Oracle Linux Yum Server
https://yum.oracle.com/
Oracle Software Delivery CloudOracle Linux 7 Update 6には以下のカーネルパッケージが同梱されています。
http://edelivery.oracle.com/new
Oracle Container Registry
https://container-registry.oracle.com/
Oracle Linux Official Repository (Docker Hub)
https://hub.docker.com/_/oraclelinux/
- x86-64
- Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) Release 5 (4.14.35-1818.3.3)
- Red Hat Compatible Kernel (3.10.0-957)
- Arm
- Unbreakable Enterprise Kernel (UEK) Release 5 (4.14.35-1818.3.3)
Application Compatibility
OSの下のカーネルバージョンの違いはあれど、Oracle LinuxはRed Hat Enterprise Linux(RHEL)とユーザー空間の互換性を維持しています。ユーザー空間の既存のアプリケーションはOracle Linux 7 Update 6とUEK Release 5の組み合わせでも修正せずに引き続き動作するでしょう。Red Hat Enterprise Linux 7もしくはOracle Linux 7ですでに動作保証されているアプリケーションに対し、再度動作検証の上保証する必要はありません。Notable new features in this release
- Pacemakerがpath、mount、timerのsystemd unitファイルをサポート
以前のPacemakerでは、systemd unitファイルのうち、serviceとsocketというをサポートしていましたが、その他のunitファイルは管理できませんでした。今回のリリースでpath、mount、timerも管理できるようになりました。 - auditイベントを使ってrpmを使ったパッケージのインストールやアップグレードをトラッキング可能に
RPMパッケージマネージャをアップデートし、auditイベントを出すようにしました。これにより、ソフトウェアパッケージのインストールやアップデートをLinux Auditシステムを使って追跡できるようになりました。yumを使ったソフトウェアインストールやアップグレードも追跡します。
Features specific to the x86_64 architecture
- ClevisがTPM 2.0をサポート
Clevisは、自動的にデータを暗号化、復号化したり、LUKSボリュームをアンロックしたりできる、暗号化自動化フレームワークフレームワークです。これをアップデートし、Trusted Platform Module 2,0(TPM2)チップにあるキーの暗号化をサポートするようになりました。(注意)この機能はx86_64プラットフォームでのみ利用可能です。
Features now available as a technology preview on the x86_64 architecture
- Parallel NFS(pNFS)のブロックおよびオブジェクト記憶域のレイアウト
- アプリケーションから直接永続メモリマッピングするためのDAX(Direct Access Mode)。これは、ext4およびXFSファイルシステムでテクニカルプレビュー中です。
- Multi-queue I/O scheduling for SCSI (scsi-mq)
(注意)この機能はデフォルトで無効化されています。
Features specific to the Arm architecture
- DTraceがARMプラットフォームでも利用できるようになり、DTraceの移植コードがOracle LinuxのYumサーバのUnbreakable Enterprise Kernel Release 5チャネルでご利用いただけるようになりました。dtrace-utilsパッケージのDTraceのユーザー空間のコードを64ビットArmプラットフォームで動作するよう移植し、Oracle Linux 7 Update 6(aarch64)でDTraceを完全に有効化しました。
Release Notes for Oracle Linux 7 Update 6Btrfsは引き続きOracle Linux 7 Update 6とUEK R5でサポートされます。Red Hat Compatible KernelでのBtrfsのサポートは廃止予定です。
https://docs.oracle.com/cd/E52668_01/F10004/html/index.html
Release Notes for Oracle Linux 7 Update 6 (aarch64)
https://docs.oracle.com/cd/E52668_01/F10134/html/index.html
Operating Systems Documentation
https://docs.oracle.com/en/operating-systems/linux.html
Oracle Linux Support Options
Oracle Linuxはダウンロード、利用、配布が無料で、全てのアップえーとおよびエラータも無料でご利用いただけます。お客様は御社システムのどれでサポート契約が必要かを決定してください。Oracle Linux Supportこのしくみのため、Oracle Linuxは開発、テスト、本番システムのための理想的な選択たり得るのです。お客様はどのサポート範囲が個々のシステムに最適化を決定してください。全てのシステムを最新にしてセキュアにすることもできます。
https://www.oracle.com/linux/#support
Oracle Linux Premier Supportを契約されているお客様は追加のLinuxプログラムのサポートも受けることができます。具体的には、Ceph Storage、Oracle Linuxソフトウェア・コレクション、Oracle OpenStack、Oracle Kspliceを使った無停止でのカーネルアップデートなどです。
Oracle Linuxの詳細は、以下のURLをごらんください。
Oracle Linux
http://www.oracle.com/linux